日本はベトナムが引き続き投資環境を改善することに期待する
2017年04月14日付 VietnamPlus 紙


 グエン・チー・ズン計画投資大臣は訪日プログラムの枠組みで、4月14日午後、日本の岸田文雄外務大臣と会談を行った。
 会談において、岸田大臣はズン大臣に日本外務省との協議の場を設けてくれたことに感謝の言葉を述べた。
岸田大臣は、越日関係はこれまで最も良好に発展している時期にあると評価した。
 岸田大臣は、現在約1,600社の日本企業がベトナムで活動していると述べ、このことは投資環境改善に向けたベトナムの努力の成果であると強調した。
 同時に、岸田大臣は、計画投資省がベトナムの他の関係機関とともに投資環境を改善し、未だ存在する困難を解決するよう日本企業を支援するなど努力を続けることに期待すると述べた。
 ズン大臣の側からは、二国間関係が今日のように見事に発展しているとの岸田大臣の評価に同意するとの意見が表明された。
 ズン大臣は、世界情勢に多くの変化が起きている中、両国にとっては試練と同時に多くのチャンスも開かれていると強調した。同大臣は、今次訪日の目的の一つは、日本の協力、特に日本企業に対する協力について、ベトナム政府が高く評価していることを説明することであると述べた。
 ズン大臣は、ベトナムは包括的戦略的パートナーシップを促進するため、日本と新たなビジョンや方向性を共有することを期待すると強調した。
 現在、日本はベトナムにおいて3,355件のプロジェクト(総投資額424億9000万米ドル)を実施する第2の投資国である。日本は、自国が優位性を持つ分野に集中して19の部門・分野においてのプロジェクトを展開しており、例えば組立・加工、不動産、電気・ガス・水道・空調の生産と流通などついて、海外への投資機会の模索を強化している。

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( 翻訳者:西村一葉、福原百那 )
( 記事ID:3363 )