ホーチミン市、街頭犯罪防止のカメラシステム設置
2017年05月05日付 VietnamPlus 紙
ホーチミン市5区警察の公共セキュリティ監視カメラ管理センター
ホーチミン市5区警察の公共セキュリティ監視カメラ管理センター

 5月5日、ホーチミン市12区警察は500以上のセキュリティカメラがつながれた公共セキュリティ監視カメラ管理センターの活動を正式に開始した。
 これは5区警察をモデルとして、区レベルのセキュリティ監視カメラセンターとしてはホーチミン市で2番目に活動を開始したセンターである。今後は計2000のセキュリティカメラを監視センターにつなぐよう展開を続ける予定だ。
 12区には現在13万5千世帯、55万人が暮らしている。このセンターの活動開始は、市の重点的玄関口となっている区域に位置する地域をより良く管理するという緊急需要によるものである。システムは500台のカメラを適切に配置し、諸機関の公共セキュリティ監視能力を強化させ、重点対象を徹底して監視し、街頭での犯罪をはじめとする犯罪防止や調査業務の参考となるデータ、情報を集積するといった第1段階を完了した。
 12区警察署長のドアン・ヴァン・フック大佐は、公共セキュリティ監視カメラセンターは犯罪の防止・対策業務や事件の発見への積極的なサポートになり、街頭での犯罪との闘いにおいて、証拠となる映像を得ることができるだろうと述べた。
 12区警察は近代的装置を使って効果を最大限発揮するために、技術に精通し業務に活かす警官や幹部の養成事業を強化する予定だ。
 これに先立ち2016年12月には、公共セキュリティ監視カメラセンターはホーチミン市の5区警察で運用が開始され、5区のみならず市全体の犯罪防止に大きく貢献している。

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( 翻訳者:杉崎花恵 )
( 記事ID:3479 )