小学校課程での退学率を減らすようにするとマンダレー管区域首席大臣(2017年6月2日 11)
2017年06月02日付 The Voice 紙

 ASEAN諸国内で、[ミャンマーは]小学校課程レベルでの退学率が最も高い状況にあり、それを減らす取り組みをしていくと、マンダレー管区域首席大臣のゾーミンマウン博士が述べた。

 「現在、小学校課程を終えられる就学計画を、連邦レベルで策定している。昨年1年を振り返ると、マンダレー管区域の場合、入学率は増えたことが分かった。保健に関しても、2020年に基礎保健衛生が行きわたることを目標とし、教育の面でも小学校課程レベルの退学者をゼロにできるように努めていく」と同氏は述べた。

 中国では毎年約5,000万人もの小学校課程退学者を出しておりアジア地域で最も多く、インドネシアとミャンマーでは250万人に上ると、ある教育関係の報告書に記されている。

 基礎教育レベルの生徒に対する無償教育を推進している中で、マンダレー管区域内の多くの村落に学校を新設し、生徒のためにノートの無料配布も行っていることが、マンダレー管区域政府組織への聞き取りで分かった。

 電気エネルギー省の記録によると、2016-2017会計年度において、教育制度の改善、発展に向け、28の郡・区に計346校の基礎教育レベルの学校が新設され、24万ダースのノートが無料で配布され、教育分野に143億チャットが使われた。

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( 翻訳者:鈴木将吾 )
( 記事ID:3530 )