エーヤーワディー管区の報道関係者ら、報道の自由の権利獲得に向け抗議活動 (2017年6月13日 5)
2017年06月13日付 The Voice 紙

パテイン 6月12日

 エーヤーワディー管区パテイン市では、6月12日の午前からエーヤーワディー管区各郡より集まった報道関係者およそ60名が、電気通信法第66条(d項)の廃案と報道の自由の権利獲得のため抗議活動を行った。
 当日、午前11時からシュエモウットー・パゴダで報道関係者らは祈願し、報道の自由の権利の獲得、第66条で起訴され拘留されている報道関係者らの一刻も早い解放、報道の弾圧の即刻停止、第66条(d項)の不要を叫びパテイン市を回り、その後パテイン市カンナー通りの眺めの良い境内で演説会が行われたということが地元の報道関係者への取材からわかった。
 「最初は、報道の弾圧のためシュエモウットー・パゴダで祈祷するだけのつもりだった。警察は、平和的集会・行進法に基づいて申請しなければならない、同法にひっかかるからだ、とお願いするようでも脅すようでもある口調で言ってきたので、平和的集会・行進法で申請するなら、いっそのこと抗議活動もやろうということになって準備をした。報道の弾圧は国民の耳や目を閉じるのと同じこと。報道関係者も国民も暗黒の中へ送り返されるようなものだ」と抗議活動を計画したウー・タンズィンは話した。
 報道関係者として政府を好きだ嫌いだということではないということ、政府、議会、行政当局、国民の行動を監視すること、改善点・欠点・弱点があることを指摘するということ、それらを何もできなくするように第66条(d項)で捕えて拘留しているので抗議する事態になったこと、などをパテインの地元記者であるウー・ミィンモーが説明した。
 抗議を行った報道関係者らは、拘留中の報道関係者らの解放、報道の弾圧の停止、連邦政府と連邦議会の責任者が報道の自由を妨害する法律や条項を一刻も早く改正廃止すること、などを含んだ声明を発表した。

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( 翻訳者:郷原拓海 )
( 記事ID:3575 )