日本、インフラ開発にODAによる128億円の円借款の供与を約束
2017年06月07日付 VietnamPlus 紙
ホアラック・ハイテクパークのソフトウェア村(写真:アイン・トゥアン/ベトナム通信社)
ホアラック・ハイテクパークのソフトウェア村(写真:アイン・トゥアン/ベトナム通信社)

 日本の国際協力機構(JICA)は6月6日、ベトナム政府と、ホアラック・ハイテクパーク基礎インフラ整備事業を対象とした総額128億8000万円(およそ1億1700万USD)の、ODAによる円借款貸付契約に調印した。
 JICAの代表によると、この計画を経て日本は、人材育成や科学技術の振興、産業の高度化といった、いまだに東南アジア諸国の中で遅れをとっているベトナムの特定分野における成長を促す支援を行いたいと望んでいる。
 「当事業による貸付資金は、ホアラック・ハイテクパーク内の基礎インフラの整備やコンサルティングサービスに充てられる見通しだ。
 基礎インフラの整備を行うことにより、各機関の研究や教育、協力活動の推進、そして民間投資資金の誘致を図り、このハイテクパークをベトナムで初の科学技術集積拠点にする。同時に、経済発展と国際競争力の向上に貢献する」とJICA代表は述べた。
 以下はこの事業の今回の第二期の円借款である。既に日本は、第一期の円借款152億円(2012年3月借款契約調印)を供与済である。

案件名            :ホアラック科学技術都市振興事業(第二期)
借款金額           :128億8500万円
金利:建設本体        :1.4%/年
金利:コンサルティングサービス:0.01%/年
償還期間           :30年
据置期間           :10年
調達条件           :一般アンタイド

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( 翻訳者:渡辺智暁 )
( 記事ID:3591 )