党政治局が高級幹部の役職に関する基準を公表
2017年08月14日付 VietnamPlus 紙
グエン・フー・チョン党書記長
グエン・フー・チョン党書記長

 党政治局を代表して、このたびグエン・フー・チョン党書記長は、高級管理指導幹部の役職の基準およびその基準の枠組みに関する規定、また、党中央執行委員会、党政治局、党書記局の管理下に属する幹部の職名および幹部の評価基準に関する規定を交付した。
 これは、党政治局が、党と国家のハイレベル幹部の役職の基準およびハイレベル幹部の評価基準に関し、しっかりとした具体的な規定を設けた初の規定である。
 上記規定によれば、党中央執行委員会、党政治局、党書記局の管理下に属する幹部は、党、国家-民族、人民の利益に絶対的に忠実でなければならないこと、マルクス・レーニン主義・ホーチミン思想、民族独立と社会主義の目標を堅持しなければならないこと、党綱領、党の路線、国の憲法と法律を守るため堅固な政治信念、立場、観点を持ち、敵対勢力、反動組織、政治的な日和見・不満分子の歪曲した論法を反駁しなければならないとする一般基準を明確に示している。
 (党中央執行委員会、党政治局、党書記局の管理下に属する幹部は、)熱意溢れる愛国精神を持ち、党、国家-民族、人民の利益を常に部門、地域、機関、個人の利益よりも上に据えて、党の革命事業のため、祖国の独立と自由のため、人民の幸福のため、身を捧げる用意があること。組織からの分担を絶対に遵守し、心穏やかに仕事を行うこと。党の原則、規定に正しく従って発言し党の処分を厳格に守ること。
 党中央執行委員会、党政治局、党書記局の管理下に属する幹部は、道徳、人格で範を示し、忠実、謙虚、誠実、明るく、質素、寛容に生活し、勤勉、倹約、正義を掲げ、滅私奉公に務めること。権力への野望を絶対に持たず、熱心で高い責任感を以て仕事に取り組み、団結の中核となり、あらゆる面で手本となること。汚職をせず、日和見・利己主義に陥らず、政治思想の後退、道徳、生活態度の退廃、党内の「自演変」「自転化」の減少を阻止し食い止めるため決然と闘い、官僚主義、汚職、浪費、権威主義、利益グループなどの問題を決然と防止し、指導を行い、自らの職務、権限を利用して親族や知人が実利を得ることは絶対させない。党組織の原則、党処分、特に民主集中原則、批判・自己批判の原則と、党人事における公開性・透明性・客観性・民主制を厳格に遵守すること。
 党中央執行委員会、党政治局、党書記局の管理下に属する幹部は、刷新的で戦略的な考え方を持ち、科学的なやり方で仕事を進め、政治的才能に優れ、党の方針、路線、国の政策、法律を効果的に実施するため、これを具体化し領導・指導する能力を有し、実践の総括と理論の発展ができる能力を有し、分析と予測を行う能力があること。分担された分野、地域、地方、機関についての全般的な状況をしっかりと把握し、深く理解すること。
 実践するなかで、矛盾点、問題点、チャンス、気運、新たな、難しい課題、脆弱な側面を迅速に発見し、実現可能かつ効果的な解決策、任務を自ら提案する。ダイナミックで、創造的に、細心の注意を払って仕事に取組み、大胆に考え、大胆に行動し、思い切って責任を負い、決然と政治信念を掲げ、困難や試練に力強く立ち向かい、有言実行し、人民に親しみ人民に奉仕する。政治システムを収束し総合力を発揮させる核となり、幹部・党員・人民大衆から高い信頼と信任を得る。
 一般規定のほかにも、党政治局は、党中央委員、党政治局員、党書記局員、党書記長、国会首席、政府首相、国会議長、党書記局常務、党中央事務局長、党中央監査委員長、ベトナム祖国戦線中央委員会議長、国家副主席、国会副議長、政府副首長、最高人民裁判所長官、最高人民検察院長、民族評議会議長、国会の各委員会の委員長、国会事務総長(国会事務局長)、国会常務委員会に属する各機関の長のそれぞれの役職に対する具体的な基準を定めた。
 また、党政治局は、大臣および大臣級、中央の政治社会団体の長、党委書記、中央直轄市党委書記、省、市の人民評議会議長、省、市の人民委員長の各役職に対する具体的な基準も定めた。
 規定は、党中央執行委員会、党政治局、党書記局の管理下に属する指導・管理幹部についての評価基準を明確に記している。
 規定によると、党政治局は、各レベルの指導・管理幹部に対する役職基準の枠組み、これらに対する評価基準の枠組みの方向性、各レベルの指導・管理幹部の分類、権限、評価方法、評価手順、評価期限について基準を定めている。

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( 翻訳者:メディア翻訳ベトナム語班 )
( 記事ID:3666 )