カインホア省においてガックマー戦士記念地区が完成
2017年07月15日付 VietnamPlus 紙
『水平線に横たわる人びと」の像
『水平線に横たわる人びと」の像

 7月15日、カインホア省カムラム県ハイドン社において、ベトナム労働総同盟はカインホア省人民委員会と共催で、烈士・傷病兵の日70周年(1947年7月27日―2017年7月27日)とガックマー戦士記念地区落成の式典をおこなった。
 式典には中央や地方の各省庁・委員会・部門および烈士の親族の代表300人余りが列席した。
 式典において、ベトナム労働総同盟常任副主席のチャン・タイン・ハイ氏は、英雄的ベトナムの母、傷病兵、烈士の親族、そして国に対し功績のある家族に深い感謝の念を表明した。また、わが党と国家は傷病兵、烈士の親族、国に対し功績ある人びとの生活を日々満たされよりよくするために多くのことをなしてきたし、なしつつあると、強い気持ちと責任感を込めて力説した。
 ハイ副主席は、ガックマー戦士記念地区が第1期工事を完了したと強調した。本建設は、祖国の神聖な領土の保全、独立・主権の堅持を渇望する、わが軍民の愛国心と不屈の意志の表れであり、ベトナム民族の団結精神の表れでもある。
 ガックマー戦士記念地区は2015年3月に起工され、ベトナムの主権に属するチュオンサ諸島(訳注:南沙諸島)のガックマー島(訳注:中国名は赤瓜礁)を防衛する海戦において犠牲となった64人の海軍戦士の功績を記し、その恩を記憶することを目的としている。
 この記念地区内で主な施設は、「水平線に横たわる人びと」という名前のついた像であり、1988年3月14日の島を守る戦いで、手を取り合って決然と祖国の旗を防衛し、ガックマー島のベトナムの主権を首肯した64人の戦士をイメージした「不死の丸い輪」がつけられている。
 ガックマー戦士記念地区は敷地が2.5ヘクタールで、記念像、資料展示館、植栽などが備えられている。
 建設費は、ベトナム労働総同盟が2014年3月から始めたプログラム「ホアンサーチュオンサ(西沙―南沙)の情義」における全国の労働組合、労働者の寄附金から充当された。
 この機会に、ベトナム労働総同盟は、第2期工事のガックマー戦士記念地区とクアンガイ省リーソン島のホアンサ義士記念地区を建設するために、各級の労働組合、労働者、職員が寄附した200億ドンを受け取った。労働総同盟は烈士の親族11人に各人3000万ドンを贈った。

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( 翻訳者:メディア翻訳ベトナム語班 )
( 記事ID:3667 )