ドアン・ティ・フオンを弁護する論拠・証拠を固める
2017年10月12日付 VietnamPlus 紙
5月30日、セパンの裁判所に護送されるドアン・ティ・フオン被告(中央、左)
5月30日、セパンの裁判所に護送されるドアン・ティ・フオン被告(中央、左)

 10月12日午後、外務省の定例記者会見が行われ、レー・ティ・トゥー・ハン外務報道官はマスコミが関心を寄せるいくつかの質問に答えた。
 ベトナム公民ドアン・ティ・フオンの弁護に関し、外務報道官は、裁判はまだ結審しておらず、外務省はドアン・ティ・フオンの弁護のための論拠・証拠を固めるため、国内の関係機関や在マレーシア・ベトナム大使館、マレーシアの弁護士らと緊密に連携を取っており、今後も引き続き取っていくと述べた。
 ドアン・ティ・フオンとインドネシア人のシティ・アイシャ被告人は、北朝鮮の指導者キム・ジョンウンの異母兄にあたるキム・ジョンナム氏とみられる北朝鮮国籍のキム・チョルを殺害したとされ、10月9日午前、セランゴール州にあるマレーシア化学物質局に連行された。
 マレーシアの英字紙ニュー・ストレーツ・タイムスによると、防弾チョッキを着た二人の被告人は現地時間の午前9時に警察の特別車両によって化学物質局に連行された。裁判所は10時、同化学物質局の実験室にて、マスコミを排除した中で、非公開の裁判の手続きを行う。

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( 翻訳者:菊地紗希 )
( 記事ID:3886 )