財政省:ベトナム人がカジノで遊ぶには、給与明細表と銀行口座をコピーしなければならない
2017年11月03日付 VietnamPlus 紙


 カジノで遊ぼうとするベトナム人は、課税収入が第3段階以上(1000万ドン以上)あることと、納税義務を果たしているという税務署の証明の2つの書類がなくてならない。
 これは、財政省の代表が11月3日午後、12月1日からベトナム人がカジノに遊びに行くことができるようになることに関するメディアの情報について認めたものである。
 財政省の代表によると、これはベトナム人がカジノで遊ぶために十分な財力があることを証明する書類について指導するために関係当局が発布した通達102/2017/TT-BTC号の一部分である。
 具体的には、遊びに行く者は個人の収入に関し、個人所得税法に従い課税収入が第3段階以上になることを証明する次のような証明書を持っていなければならない。税務署が決算を行った個人所得税確定申告のコピー、もしくはその人がカジノに遊びに行く前の一年間に第3段階以上になる課税収入があり納税義務を果たしていることを確認する書類である。
 その他、恒常的な1000万ドン以上の収入があることを証明できる証明書は:遊ぶ人が働いている機関がカジノで遊び始める日から直近三か月について確認を行った給与明細;現在も有効な家を貸すためや財産を貸すための契約を証明するコピー;1年以上の期限が残っていて、毎月1000万ドンの利子が発生する銀行の貯金通帳のコピー、銀行の預金口座の帳面のコピー。
 さらに、財政省の代表によれば、現在の規定は、カジノに遊びに行くベトナム人に必要な条件として、満21歳以上で民事行為を履行する能力が十分にある人物であること、カジノでの遊びに参加するにはチケットを買わなければならないことを明記している(入場チケットは1名あたり1100万ドン/24時間連続、もしくは1名あたり2500万ドン/1か月)。
 特に、遊ぶ人は親族内の近親者からカジノ経営企業に対し、許可しないよう要請されている人は対象とならない。親族内の近親者とは具体的には、父、養父、母、養母、妻、夫、実子が含まれる。

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( 翻訳者:橋本実穂 )
( 記事ID:3991 )