党と政治体制の建設・防衛に参加することは、青年たち、団員、青年団組織の責任・権利であり、同時に各級青年団の重要で恒常的な任務である。
　突撃・熱血精神を発揮し、国の建設・発展における青年の若い力を貢献して、2012－2017年の任期においてホーチミン共産青年団中央は、主体的に団員への方向づけ工作を立派に実現し、積極的に党建設に意見を出し、主体的に若い党員を増やす工作に献策した。
　
　　　団員のなかに若い党員を増やしていく

　党・国家は、若い世代を配慮し、教育し、育成し、発揮させるために、常に関心をもち、深く信頼し、大きな期待をかけてきた。
　現在、大部分の青年は祖国と人民に対する自分の責任をはっきりと意識しており、党の指導と国の発展の道を常に信頼し、愛国心、民族自尊精神、共同体のための生活様式を明確に体現している。
　ホーチミン青年団中央第一書記のレ・クオック・フォン氏は次のように述べた。先導する大きな役割と責任を意識して、2012－2017年の段階では、主体的に団の組織は党の建設・防衛、および政権と各政治社会組織建設の工作に参加する青年たちを方向づけ、団結させ、結集してきた。
　各級の団は、党の方針、国家の政策・法律に関して、団幹部や団員のなかに厳密に徹底的に組織して展開し、青年たちのあいだに宣伝した。主には、党の第11回・第12回党大会決議、第11期・第12期第４回中央委員会決議、多くの刷新があり豊富な仕方と形式をもち、政治局によって打ち出された、ホー・チ・ミン道徳の模範にならって学習し仕事をすることを引き続き推進することに関する３号指示とホー・チ・ミンの思想・道徳・スタイルにならって学習し仕事をすることを引き続き推進する指示５号、である。
　団員や青年たちに広範な見識をもつ堅固でしっかりした思想的基盤をつくる道徳・政治教育工作が、とりわけ関心がもたれた。「ホー・チ・ミンの思想・道徳・スタイルにならって学習し仕事をする」「マルクス・レーニン主義とホー・チ・ミン思想を教育する」「党と団の決議を宣伝し学習する」などの運動が、創造的なさまざまな形式で展開された。たとえば、オンライン学習、検定試験、インターネット上の試験、短編映画の制作、決議を宣伝普及する思考地図などである。「新しい時期における青年の革命の道」「党の旗の下を歩む誇り」「ホー・チ・ミン時代の若者の誇り」「ホーおじさんを思い出し、われわれの心は明るくなる」「道を照らしだす光明を競う会」などの政治活動は、参加する多数の団員・青年・学生を引き付け、社会世論に印象を残した。
　そのほか団は積極的に、「工業化・現代化を推進する時期の青年工作に対する党の指導を強化すること」に関する党中央執行委員会（第10期）の2008年７月25日付け決議25号を党が初期総括するのに献策し、「2015－2030年の段階における若い世代への革命的理想、道徳、文化生活様式の教育を強化すること」に関する党中央執行委員会の2015年３月24日付け指示42号の公布・展開に献策した。
　党に対する団の献策や各級政権に対する提案は、タイミングよく困難や障害を取り除き、団工作や青少年運動を展開するのに有利な条件をつくりだした。
　青年たちのあいだに党を発展させる工作は、党に新しい人材を補充するための重要な任務である。党建設に参加し、優秀な団員を育成して党に紹介し入党を検討してもらうことは、そのため、名誉であるとともに、団組織の重要な任務である。
　過去５年間、各級の団は多くの育成方法を実施し、優秀な団員の質を向上させ、党に紹介して入党を検討してもらい、「団員は奮闘してベトナム共産党党員となる」運動の展開を推進してきた。
　団全体で優秀な団員110万人余りを党に紹介し、入党を検討してもらった。そのうち、優秀な団員65万4000人余りが入党し、新たに入党した党員全体の66.1％を占めた。
　党の隊伍のなかに立てた時の誇らしさについて、ビンディン省にあるクイニョン大学化学科学生のグエン・タイン・タオ・トゥーさんは、次のように胸の内を明かした。「党の隊伍に立てた時から、わたしは自ら鍛え、自分自身を律することを知り、新しい情勢や任務の客観的な要求や基準に合うように自分を改め、党員の分野・仕事・職責・任務に自分が合うように自覚学習精神を教育し、修養訓練するために社会生活の実践に常に密着しています」
　主体的に解決案を献策・提出するほかに、団は各級の党委・政権に若い幹部の人材をつくるため、質の高い幹部を紹介してきた。
　2015－2020年任期の各級党委、2016－2021年任期の第14期国会や各級の人民評議会に参加している団幹部の割合は高く、１万1000人余りの団幹部が各級の党委に入っており、9888人の団幹部が第14期国会議員や各級人民評議会議員になっている。
　団は、青年や青年工作に関係する党の方針・決議や国家の政策・法律に積極的に意見を述べている。なかでも「青年法」（改正）、2011－2020年段階のベトナム青年発展戦略や新しい幾つか政策などの策定参加に注力してきた。

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（ 翻訳者:メディア翻訳ベトナム語班 ）
（ 記事ID:4053 )