ベトナム、エルサレム問題に対するアメリカの立場について声明
2017年12月08日付 VietnamPlus 紙
エルサレム市(出所:ロイター)
エルサレム市(出所:ロイター)

 エルサレム問題に対するアメリカの新しい立場について、ベトナム外務省報道官は、この決定が中東地域の平和と安定に否定的な影響を与えかねないことへの懸念を表明した。
 ベトナムはパレスチナ、イスラエルを含む全ての中東国家と良好な友好協力関係を築いている。ベトナムは中東地域の全ての国の利益と発展、地域と世界の平和への貢献のため、中東の衝突の平和的解決と持続可能な長期的な平和をもたらすことを目的とする、地域、世界、関係国のあらゆる努力を歓迎する、と述べた。
 また、ベトナムは1967年以前の国境線で、イスラエル国に隣接して平和的に共存するパレスチナ国の成立という内容を含む、2国家解決を支持する一貫した立場を改めて表明した。
 ベトナムは、エルサレムに関連するあらゆる解決方法には、関係国の合意を伴った、国際法、特に国連の決議の遵守が必要と述べた。

[関連記事:『聖地エルサレム争奪戦』]
http://special.vietnamplus.vn/jerusalem

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( 翻訳者:阿部静香 )
( 記事ID:4063 )