カインホア省のガックマー戦士記念区において追悼
2018年03月14日付 VietnamPlus 紙
カインホア省にあるガックマー戦士追悼碑
カインホア省にあるガックマー戦士追悼碑

 3月14日午前、カインホア省カムラム県ガックマー戦士記念区において、同省の党委・人民評議会・人民委員会・祖国戦線委員会・青年団は人民武装勢力の各部隊と合同で、丸30年前にベトナムのチュオンサ諸島[中国名は南沙]で犠牲になったベトナム人民海軍64名の幹部・戦士の追悼式を催した。
 追悼式で各代表は献花して線香をたむけ、祖国の領土保全、海域・空域の主権維持のために、勇敢に戦い犠牲となった戦士たちの多大な功績を偲び、限りない尊崇と感謝の念を表した。
 追悼式後、一行は、昔日の64名のガックマー戦士の人生と近親者にちなんだ品々を保存している「風の墓地と秘められた博物館」区、平和広場を見学した。
 「天涯に横たわる人々」と題された主要記念像の区域は2017年に建設され竣工した。高い丘の上に設置された、寄り添って戦闘するベトナム人民海軍戦士たちの像は、民族を団結させて伝統を発揮し国家の領土の主権を維持する精神や愛国の火を明るく灯している。
 ここでカムラム県とカムラン市の200人の青年団員・青年たちと海軍第4管区の部隊とチュオンサ県の青年団員・青年たちは、海軍第4管区146旅団・政治副主任のヴー・ズイ・カイン氏が、1988年のチュオンサ海域での勇ましい戦いとチュオンサ諸島のガックマー島防衛戦の推移の歴史を物語るのを聞いた。
 ガックマー事件は30年前の1988年3月14日に起きた。チュオンサ諸島のガックマー島にいたベトナム人民海軍の幹部・戦士の集団は、祖国の神聖な海・島の主権を守るために、頑強に戦い、勇ましく犠牲となり亡くなった。
 同日、カインホア省指導部は、同省カムラン市カムギア区の烈士[戦死者]チャン・ヴァン・フオンの娘であるチャン・ティ・トゥイさんの家を訪れ、贈り物をした。
 それに先立ち、カインホア省人民委員会常務は、同省ニンホア市ニンイック社の烈士ヴォー・ディン・トゥアンの家族を訪れ、贈り物をしている。

訳注:記事では戦った相手について言及されていないが、それは中国軍である。
2018年3月14日、ダナン市においても、1984-1988年のチュオンサ部隊伝統連絡委員会による30周年追悼式が催されている。
https://www.vietnamplus.vn/Utilities/Print.aspx?contentid=492323
同日、ターイビン省退役軍人会も追悼式を催している。ターイビン省ではガックマーの戦いで9名が亡くなっている。
https://www.vietnamplus.vn/Utilities/Print.aspx?contentid=492363

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( 翻訳者:メディア翻訳ベトナム語班 )
( 記事ID:4214 )