ロッテグループがベトナムでの店舗拡大を検討
2018年04月06日付 VietnamPlus 紙


 ホテル専門企業であり韓国ロッテ商品の「巨大」免税品運営社である、ロッテホテル社に属するLotte Duty Freeの営業利益は、2017年に記録的な低さに落ち込んだ。
 ロッテグループの運営は、韓国におけるアメリカの終末高高度防衛ミサイル(THAAD)システムの配備による韓国と中国間の外交関係悪化により、影響を受けた。
 Lotte Duty Freeの2017年中の営業利益は25億ウォン(240万USD)であり、累計54億5000万ウォンだった。ロッテが、韓国におけるTHAAD開発に関連した中国の「報復」措置から損害を被ったものとして、この結果に誰も驚かされることはなかった。
 それにも関わらず、ロッテは海外市場と同様に国内市場の企業活動が次第に安定すれば、利益が増加し、好転するだろうと予測している。
 ロッテは、韓国の「玄関口」である仁川国際空港における譲歩の合意に終止符を打つプロセスを開始した後は、ソウルにおける免税店舗の競争力向上に集中していくと述べた。
 ロッテとしては、海外市場における現在の状況を拡張し、以前は非常に多くの中国人旅行客に依存していたものの顧客リストを多様化する方向に力を注いでいる。
 ロッテの海外店舗からの収益は2017年中で140億ウォンに達し、前年と比較すると45%増加した。
 ロッテは現在、ハノイ市やホーチミン市をはじめ、ベトナムの主要都市における店舗拡大の可能性を検討している。

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( 翻訳者:内海沙姫 )
( 記事ID:4263 )