ベトナム戦争で行方不明になった米軍人の遺骨の帰還
2018年04月16日付 VietnamPlus 紙
ダナン空港におけるベトナム戦争で行方不明となった米軍人の遺骨の帰還の式典。イメージ写真
ダナン空港におけるベトナム戦争で行方不明となった米軍人の遺骨の帰還の式典。イメージ写真

 外務省の情報によると、2018年4月15日、ベトナム戦争で行方不明になった米軍人の遺骨の帰還式典がベトナムのダナン国際空港で開かれた。
 式典の出席者は、ベトナム側が行方不明者捜索ベトナム機関監督委員会(VNOSMP)の代表者、アメリカ側は在ホーチミン市のアメリカ総領事であるMary Tarnowka氏、そして在ハノイの国防省捕虜・行方不明者調査機関とアメリカMIA事務所の代表者である。
 ベトナム側代表者はアメリカ側代表者に、第130回合同捜索(2018年2月―4月)で混合チームと単独チームによって発掘された3体の遺骨を引き渡した。これらの遺骨は、ハノイで両国の法医学の専門家たちによって鑑定され、ベトナム戦争で行方不明となった米軍人のケースと関連がありうると結論され、さらなる検証のためにアメリカのハワイに移すことが提案された。
 式典の発表で、アメリカ政府代表は、ベトナム政府とベトナム人民の人道的で善意の政策と、十分にして日増しに効果的になっている協力に謝意を表明し、高く評価した。
 ベトナム戦争で行方不明になった米軍人の遺骨の捜索活動は、ベトナムとアメリカ両国政府間の人道的活動である。今回は、1973年から143回目の遺骨の返還である。

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( 翻訳者:中本美希 )
( 記事ID:4291 )