ビンディン省の風力発電プロジェクトを人々が混乱させたことに関する情報
2018年04月18日付 VietnamPlus 紙
面積60ha以上の発電所建設プロジェクトの第一段階実施区域(写真:ファム・カー/ベトナム通信社)
面積60ha以上の発電所建設プロジェクトの第一段階実施区域(写真:ファム・カー/ベトナム通信社)

 4月18日、[ベトナム中部の]ビンディン省フーミー県人民委員会は、地域の経済・社会の発展に向けた風力発電プロジェクトによる建設工事に際しフーミー県ミーアン社で起きた事件に関する正式な情報を発表した。
 フーミー県人民委員会によると、クリーンエネルギーを発展させ、環境を汚染しない、緑豊かで清潔な美しい景観をつくることを推奨する政府の方針を実現するにあたり、2017年11月13日、省人民委員会の経済担当部署が、建設貿易株式公社(ベトラシメックス社)のために[許可することに]合意した公文書第6177号を出した。これにより、同社がベトナム環境・再生可能エネルギー株式会社と契約を結び、地方の社会経済発展に寄与する風力発電所建設プロジェクトのため、フーミー県ミーアン社に観測ポールを設置する工事を行えるようになった。
 この風力発電プロジェクトは、クリーンなエネルギーのプロジェクトであり、チタンを採掘せず、防風林のトクサバモクマオウの木を伐採することもない。
 フーミー県人民委員会事務担当部署の2018年4月17日の第47号決議に従い、2018年4月18日、施工業者は風況観測ポールの設置に必要な資機材の搬入を行った。
 この設置は一時的なもので、非常に小さな面積のみを占め(約10㎡)、森林伐採せず環境汚染も引き起こさない。同時に、施工業者は建設の過程での環境衛生の保証も公約した。
 プロジェクトは人民に公開されていたが、2018年4月18日、フーミー県ミート社・ミーアン社の一部の人民が扇動したため、とても多くの人々が集まって交通を妨害し、公共の秩序を混乱させ、公務を執行する職員に反対した。
 当局は法律の規定に則って処分するため、違法行為をした者数名を逮捕した。
 地方政権は引き続き人民に説明し、悪い分子に破壊活動を扇動させない姿勢だ。

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( 翻訳者:岩切南 )
( 記事ID:4311 )