ウラジーミル・イリイチ・レーニンは偉大なる思想家であり、傑出した政治理論家であり、全世界の労働者階級及び労働人民の優れた指導者であった。
　彼は、マルクスの学説を創造的に運用して発展させ、マルクス・レーニン学説とし、世界プロレタリア革命への新たなる歴史のページを開いた。

【V.I.レーニン】
生年：シンビルスク（現・ウリヤノフスク）［1994年に再度旧称に復帰］にて1870年４月22
　　　日に誕生。
没年：モスクワ県ゴールキにて1924年１月21日に逝去。

《ロシア国にとって》
　ロシア国の実践にマルクス主義の諸原理を創造的に運用し、ロシア・ボルシェビキ共産党の前身たるロシア社会民主労働党の設立を政治的・思想的・組織的に準備した。この新たなプロレタリア政党はロシアの労働者階級と人民を指導し、偉大なる十月革命を成し遂げた。
　ボリシェビキの人々とロシアの労働人民を指導し、国内外の敵に対する戦いに勝利を収め、革命の成果をしっかりと守り、世界で最初の労農国家の存在を成功裏に守った。
　ソヴィエト連邦における社会主義建設の方向と計画、特に新経済政策（NEP）の最初の総設計師であった。

《世界プロレタリアート革命にとって》
　プロレタリア国際主義のために積極的に闘争し、国際的な労働者と共産主義の運動を指導するためにコミンテルン（第三インターナショナル）を設立し、帝国主義との闘争におけるあらゆる革命勢力を結集した。
　レーニンの掲げる旗の下、ソヴィエト社会主義共和国連邦と世界の社会主義システムが形成された。ファシズムは駆逐され、被抑圧民族は起ちあがり、民族独立を獲得し、帝国主義の植民地システムを粉砕した。

《ベトナムにとって》
　レーニンの思想は、民族解放闘争と社会主義建設において、わが人民にとって新たなる地平を開き、導きの光となった。
　ホー・チ・ミン主席は救国の道の模索の途上で、レーニンの著作『民族問題と植民地問題についてのテーゼ原案』を読んだ時、極めて感銘を受け幸せな気分になった。
　以来、彼はレーニンに従い、マルクス・レーニン主義をベトナム革命にもたらした最初のベトナム人共産主義者となった。
　マルクス・レーニン主義、ホー・チ・ミン思想の立場の堅持により、社会主義への過渡期における国家建設綱領（2011年に補足・拡充）が総括しているように、わが党はわが人民を指導して革命闘争を進め、偉大なる勝利を収めることができた。

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（ 翻訳者:小泉友佑 ）
（ 記事ID:4316 )