ヤンゴン市での停電回数今月末に減少とヤンゴン市電力供給公社発表(5-24-1-2、2-1)
2018年05月24日付 The Voice 紙

ヤンゴン5月23日

 ヤンゴン市で毎日のように停電が発生する中、今月末から回数が以前よりも減少する事をヤンゴン市電力供給公社(YESC)の理事長ウー・タンシンが述べた。
 「電力使用量の増加に応じて、ヤンゴンでは停電が少々増加してしまった。電力・エネルギー省もヤンゴンの状況を慎重に鑑みて、各種対策を立てている。この5月末には樹木伐採を除いて、電線の補修を完了させるようにさせてある。今月末になれば、頻繁な停電は減少するだろう」と同氏は続けて述べた。
 ヤンゴン市内では天候により電力使用が昨年よりも増加したため、配電所と電線の強化作業が必要で、そのため頻繁に停電が発生している事、その補修事業を今月末には終了させる指示を出している事が同氏から明らかになった。
 ヤンゴン市内での今年の最大電力使用量は1548メガワットに達していて、昨年よりも200メガワット以上多く使用されている事、また夏季には電線に引っかかった枝の剪定のため、毎週火曜と木曜に平均20以上の郡区で停電が発生する事がヤンゴン市電力供給公社から明らかになった。
 「ヤンゴンで使われている電線は耐久年数を考慮すると、強化作業が必要なのは事実である。しかしすぐには補修も出来ない状態なので、段階を踏んで予算の範囲で作業を進めていく事になっている」とパベータン郡区選出のヤンゴン管区議員のドー・ソーパパフラインが述べた。
 ヤンゴン市内での頻繁な停電のために、電力を使用する業種は連日発電機を使用して業務を行う事になるので、業務上支出が増加すると関係者が語った。
 「樹木の伐採や電線の強化交換は毎週やっている通常業務である。ヤンゴンは空電線システムであり、木が引っかかるからだ」とヤンゴン市電力供給公社の電気技術者が述べた。
 現在の雨期入りの時期には、ヤンゴン市内の郡区の中で頻繁な停電が発生しているため、国民の間では批判も出ている。
 「今年の雨季は、木の伐採による停電と強風による停電が毎日のように発生している。うんざりしているというのが本音だ」と北ダゴン郡区在住のウー・ミョートゥーが述べた。
 ヤンゴン市電力供給公社の発表によれば、火曜日と木曜日にヤンゴンの平均20以上の郡区で毎週停電が発生していて、それ以外の日にも郡区全域で一時的な停電がほぼ毎日発生しているため、ヤンゴン市民の間では批判が起こっている。

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( 翻訳者:鈴木蒼 )
( 記事ID:4364 )