ベトナムの女性企業家の発展指数は18番目
2018年05月20日付 VietnamPlus 紙
ベトナムの女性企業家の代表らは首都東京で開かれた世界女性サミット2017に参加した。
ベトナムの女性企業家の代表らは首都東京で開かれた世界女性サミット2017に参加した。

 マスターカード(MIWE)による女性企業家の発展指数に関する第2回目の研究の結果によると、ベトナムは65.5点を獲得し、ニュージーランド(74.2点)、スウェーデン(71.3点)、カナダ(70.9点)、アメリカ(70.8点)、そしてシンガポール(69.2点)といった最上層の国家とともに並び発展指数は18番目に位置した。
 さらに、ベトナムにおける女性企業家の割合は現在31.3%を占め、女性企業家の割合が最も高い国家の中では6番目に位置している。
 研究では57カ国(アジア太平洋、ヨーロッパ、ラテンアメリカ、中東、アフリカ、そして北アメリカ地域)における女性の企業家やビジネスオーナーの発展や功績を追跡している。その研究によると、先進国における女性企業家は発展途上国における女性企業家に比べて教育プログラムや金融サービス、資本へのアクセスの可能性のような機会や資源を活用するため、有利である。
 また、この指数は女性には障壁を生み出すジェンダー面の不公平が存在するにも関わらず世界中で女性企業家達の成功と起業が発展し続けていることを示している。
 「女性企業家達は世界中でビジネスオーナーとして大きな進歩を遂げました。彼女達の努力に、より注目を惹きつけることで、私達はより多くの女性達がより企業で成功し、より充実したゆとりある生活ができるよう支援、補助することができると確信しています」とマスターカードの最高財務責任者であるマルティナ•フントメジャンは打ち明けた。
 女性企業家の発展は国家の経済発展に必ずしも一致しない。具体的に述べるとガーナ(46.4%)、ウガンダ(33.8%)やベトナム(31.3%)のような発展途上国は先進国よりも女性企業家の割合が多く、それは主に生活の切迫性と生き残りの必要性に起因している。しかし、発展途上国における女性企業家はまだ資本と補助サービスへのアクセスが不足している。
 マスターカード国際市場担当プレジデントであるアン•ケアンズは、この研究は政府や組織が女性企業家達の為のより幅広い教育•金融へのアクセス支援を強化するよう念押しするものだと述べた。

関連記事:ベトナムは女性の指導者による企業の割合に関して7位にランクインしている。
https://www.vietnamplus.vn/viet-nam-dung-thu-7-ve-ty-le-doanh-nghiep-do-phu-nu-lanh-dao/439922.vnp

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( 翻訳者:内海沙姫 )
( 記事ID:4404 )