学生たちが自転車に乗って、女の子にとって安全な都市を呼びかけ
2018年06月08日付 VietnamPlus 紙
交通運輸大学の学生が自転車に乗り、女の子にとって安全な街づくりを宣伝し、呼びかけている。
交通運輸大学の学生が自転車に乗り、女の子にとって安全な街づくりを宣伝し、呼びかけている。

 女の子にとって安全で親切な街づくりを宣伝し、呼びかけるために、6月8日の午前、交通運輸大学の多くの学生やホーチミン共産青年団の団員が、ハノイの大きな通りの上で自転車に乗って宣伝を行った。
 これは、ベトナム・プラン・インターナショナルがハノイ都市交通管理運営センター、労働・傷病兵・社会省男女平等局、ドン・アイン県人民委員会、明るい公共健康発展院(LIGHT)と連携して行っている一連のイベントの一つで、2014年からハノイにおいて、2017年から全国レベルで実施している。
 プロジェクトの目標は、「女の子にとってより親しみやすく安全な社会建設の試験的な取り組みを通して公共の場所と都市内を移動する際の女の子にとっての安全さを向上させる」である。
 ベトナムプランの代表によると、プログラムを実現する人々は、公共の場所や公共交通機関での移動の際の女の子への安全についてのメッセージを、1万5千人以上の大学生や、3000人以上のハノイ地区のバスの乗客に伝えようとしている。
 他にも、そのイベントは認識の向上と、公共の場所や公共交通機関での男性の良い行動、特に女の子の安全保護における男性乗客の良い行動や、女の子へのセクハラ行為に対する行動の促進を狙っている。
 自転車宣伝隊は交通運輸大学と同大学の教員で副学長のグェン・タイン・チュオン博士が発足させた。自転車で通るルートの中で、イベントの宣伝隊は、人々にメッセージのちらしを配るために、キム・マー、グェン・タイ・ホップ、ハン・ボン、ボー・ホー、チャン・ティ、ディエン・ビエン・フー、チャン・フーなど多くの地点に向かった。
 ベトナム・プラン・インターナショナルが実施した調査の結果によれば、2013年6月に、質問を受けた1128人の女の子のうちの31%がバスに乗っているとき痴漢をされたことがあり、女の子はいつも公共の場所で安全を感じていると思っているのはたった13%の女の子、8%の男の子のみであった。
 さらに、質問を受けた人々のうち、62%の国家幹部、45%の男性乗客、49%の女性乗客はセクハラが一つの危険であると思うとしている。その中で、調査の中の45%の人が公共の場所で起きているのを見ても自分は何もしないと答え、20%の人は女の子がバスでセクハラされているのを見かけても干渉しないと答えた。

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( 翻訳者:天野友亜 )
( 記事ID:4467 )