フォルモサ・ハティン・スティール、7項目の環境保護工事を完成
2018年06月22日付 VietnamPlus 紙


 6月22日に資源環境省から明らかにされた情報では、中部で海の環境汚染事故を起こした後、フォルモサ・ハティン・フンギエップ鉄鋼有限責任会社[フォルモサ・ハティン・スティール(FHS)]は、国際基準による廃棄物管理を目的とした7項目の環境保護のための工事を厳正に実施し、完成させたとのことだ。
 環境保護工事の数項目の中の、第1高炉[の環境保護設備]は2017年7月からFHSにより運用されており、現在では[第1高炉は]予定通りに商用運転に移行している。
 5月18日から第2高炉の試験運転が開始されており、現在も、資源環境省,ハティン省人民委員会や諸科学機関による厳密な監督のもとでプロジェクトの各項目が安定して運転されている。
 資源環境省、ハティン省人民委員会、ベトナム科学技術アカデミー[VAST]が2016年7月からこれまで[観測を]実施しまとめた結果は、環境放出前のFHSの排水や排気がベトナムの基準を満たしていることを示している。
 その上で、中部の4省(ハティン、クアンビン、クアンチ、トゥアティエン=フエ)における海洋環境の質は、水産物養殖や水生生物の保護、海水浴、水中スポーツを行っても安全であり、保証する、と発表された。

[関連記事:中部沿海地域4省の海の環境の監視・観測を要請]
https://www.vietnamplus.vn/yeu-cau-quan-trac-giam-sat-moi-truong-bien-4-tinh-ven-bien-mien-trung/506830.vnp

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( 翻訳者:内海沙姫 )
( 記事ID:4496 )