チン・ディン・ズン副首相は６月22日、南北高速道路プロジェクトの進捗状況を検討する会合を主宰した。
　会合には、政府官房、交通運輸省、計画投資省、プロジェクトの組織委員会やコンサルティング部門の代表者が出席した。
　会合で、交通運輸省はプロジェクト実施の上での困難や障害について報告した。交通運輸省や各中央省庁の意見を聴取した後、ズン副首相は、各省庁、特に交通運輸省に対し、2021年の完成目標を確実なものとするため、関連する準備作業を加速するよう指示した。
　ズン副首相は交通運輸省に対し、目標達成のため、法の規定に従い、投資準備作業を主体的かつ迅速に実施し、細心さを維持し、損失や消極的事象がないようにし、特に予め定められた進捗速度を守るよう求めた。
　ズン副首相は、「公開入札を行い、低コスト、高効率、高品質、計画通りの進捗速度を確保できる、最も適切な投資家を選ばなければならない」と強調した。
　各地方に対し、交通運輸省と緊密に協力し、 規定に従って、集散道路の数、高速道路をくぐる民生用の地下道の規模や開口部の大きさを調整するよう求めた。また、用地の収用過程での経費の節約を求めた。
　各省庁は、自らの職能と任務に応じ、南北高速道路プロジェクトが当初計画された進捗状況と要求事項の通りに実施されるよう、交通運輸省と緊密に協力して、手続き、資金の配分、支払い、補償や移住案の承認等に関する現状の諸問題を解決するよう要請した。
　また、副首相は交通運輸省に対し、南北高速道路全線における各サービス・エリアに求められる建築や技術に関する基準を統一し、現代性、利便性、文明性、上品さを確保し、現在一部のサービス・エリアでみられる混乱や質の低さを改善するよう求めた。

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（ 翻訳者:グエン・ティ・ロアン ）
（ 記事ID:4506 )