ベトナム鉱産の在庫石炭量、年初6か月で大幅減
2018年07月05日付 VietnamPlus 紙


 業界における消費が順調な現状を受けて、年初に比べ、石炭の在庫量が大幅に減少している。6月30日までにベトナム石炭鉱産グループ(TKV)の在庫は655万トンとなり、去年の年初と比較すると247万トン減少している。
 工商省のデータによると、2018年6月の石炭生産量は398万トンであり、去年同時期と比較すると19.8%増加した。このうちベトナム石炭鉱産グループは337万トン生産し、18.8%増加した。
 つまり年初6か月で2242万トンを生産し、去年同時期に比べ11.1%増加した。ベトナム石炭鉱産グループだけで1937万トン生産しており、10.5%増加した。
 関税総局の統計が示すようにベトナムの石炭輸出は2018年5月に最も増加しており、2018年4月の27万7100トンと比較すると量に関しては77.2%、価格に関しては96.1%増加している。2018年年初5か月の石炭輸出量増加は100万トン以上であり、1億3370万ドルであった。これは量にして15.5%、価格にして3.9%の増加である。
 市場に関しては、ベトナムは石炭を主に東南アジア各国に輸出しており、項目総量の19%を占めている。輸出市場は日本が最も多く45万4400トン(5840万ドル相当)で、量としては4.91%、価格としては6.64%減少している。平均輸出額は1.82%減少しており、1トンあたり128.55ドルに下がった。
 ベトナムの韓国市場における石炭輸出量は日本に次ぐ第2位である。しかし、量に関しては4.5倍、価格に関しては6.6倍と急激な速さで増加しており、平均輸出額は47.3%増加している。韓国に続くのはタイ、インド、マレーシアである。
 2018年、TKVは奮闘し2017年と比較すると250万トンの増加である約3600万トンを売却した。その中で石炭の輸出は190万トンと予想されており、2017年と比較すると40万トンの増加である。
 また2018年にはTKVはおよそ3536万トンの石炭を生産する目標を掲げており、そのうち露天掘りは1290万トン、地下採掘は2222万トンである。予想によると2018年、TVKは50万トンの石炭を輸入する。
 石炭の売り込みを強化するに伴って、TVKは奮闘して2018年の在庫石炭を800万トンにまで減らそうとしている(2017年の200万トンより減少)。

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( 翻訳者:森本悠太 )
( 記事ID:4508 )