ヤカイン州全域で通信教育大学に通うことになるベンガル人学生は300人以上(Vol.6/No.152. 10月5日3-4)
2018年10月05日付 The Voice 紙

シットゥエ、10月4日

 ラカイン州全域で2018年教育年度に通信教育大学に通う予定の学生が331人いることをシットゥエ大学学長であるウィンナイン博士が述べた。
 通信教育大学に通うためにタンドゥエ郡のベンガル人18人、シットゥエ町にあるテッケービンベンガル人難民キャンプからは16人、マウンド―県内の学生約300人の入学登録を受け付けてあることがシットゥエ大学からわかった。
 「申請した学生を審査して、受け入れられる学生は受け入れ、受け入れられない学生は次の教育年度で受け付ける。それから、入学許可を申請していない学生もいる。その人たちは入学許可を申請してもらうための準備段階にあるのだ。わたしたちができることはもうやってあげた。できなかったことについては、高等教育局に継続して申請してある」とウィンナイン博士が述べた。
 ラカイン州で2012年に紛争が起きてから、シットゥエ大学に通っていたベンガル人たちは、大学にて学ぶことが難しくなった。そのため、タンドゥエ県とマウンド―県にいる学生については2014年から、シットゥエ郡にあるテッケービンベンガル人難民キャンプにいる学生については2017年教育年度から、近隣の学校の大学教員らが彼らに対して直前授業(訳者注:通信教育大学に通う学生たちのための試験前のスクーリングを指す)を実施し、試験も実施しているところである。
 しかし、マウンド―郡の第二高校とブーディーダウン郡の第一高校では、本教育年度に初めて通信教育大学支部を開き、教育を施す予定であり、この2つの郡から通う学生の中には一部の少数民族も含まれていることを学長は明らかにした。
 そのように、通信教育大学に通う予定の学生たちは、文系科目を専攻する予定であり、ミャンマー全土で規定されている直前授業を決められた日時に受けて、試験も受けなければいけないことがシットゥエ大学からわかった。

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( 翻訳者:山口由利加 )
( 記事ID:4530 )