ベトナムは気候変動のピンチをチャンスに転ずる必要がある
2018年10月03日付 VietnamPlus 紙


 12月にポーランドで開催される気候変動枠組み条約第24回締約国会議(COP24)の首脳級会議に先だち、10月3日、ベトナムの気候変動に関する作業部会が、国際会議「Pre-COP24:自国が決定する貢献の点検と実現におけるチャンスと課題」を開催した。
 天然資源環境省により更新された自国が決定する貢献(NDC)に関する技術的な報告の最初の草案によると、ベトナム政府は、温室効果ガスの排出量を2030年までに国内のリソースによって、対策を講じなかった場合と比べて9%削減すると公約しているという。
 この公約では、対策を講じなかった場合の二酸化炭素排出レベルは、7億8740万トンから8億8880万トンに上がると見込まれており、更新する基準年は、最初の報告書にあった2010年ではなく2014年とされている。
 上記の公約を実現するために、ベトナムの気候変動作業部会は、政府はピンチをチャンスに変え、より効果がある協力を作り出すために、全面的なアプローチ法を持つ必要がある、と提言を出した。そのことを通して、繁栄しつつも、地球温暖化現象を起こすことに貢献しない国を建設するのだ。
 特に、NDC更新文書を通して、ベトナムは気候のための、より力強い行動とコミットメントを示すことが必要である。そして、社会の平等な発展の保証を目指して即時実現しなければならない。
 ベトナムにおける気候変動に関する作業部会の代表者であるホアン・ビエット氏は、現在行われているNDCの見直しと更新は、排出量が少なく気候変動に耐える力がある開発を行うために、投資家の資金を惹きつけるチャンスであると共に、一貫した政策の枠組みを構築するチャンスでもある、などと伝えた。
 このため、「ベトナムのNDCの更新・修正には、政府の全ての機関・委員会・部門、国家レベルから地方レベル、各企業、そして共同体の力強い協力とコミットメントがとても必要である。国際社会での各交渉におけるベトナムの地位を確認するためである。このことは、ベトナムが、気候変動の影響による不当な損害を受けることを避け、耐え、高いレベルで適応できる、低酸素経済の、持続可能な発展を遂げるための助けになる」とヴィエット氏は強調した。
 同じ考え方の、ベトナム駐在のフリードリヒ・エーベルト財団研究所・気候変動プロジェクトのYvonne Blosプロジェクトディレクターは、「まもなく行われるCOP24で期待する結果を得るために、各指導者は、現在ある有利な点を目一杯活用し、チャンスを掴む必要がある」と強調した。
 Yvonne Blosディレクターによると、COP24の成功は、拘束力の高い規則合意が成されるか成されないかを根拠に評価される。各国は地球の温度の上昇を2℃未満に維持するためのより野心的な目標を提示する必要があるという
 特に、各国は、貧しい人や気候危機で最も被害を受けた人がより多くの資金を得られることを保証するために、明確な気候資金メカニズムを作るにはどのようにしなければならないのだろうか。

 ベトナムの気候変動作業部会のデータによると、地球規模の気候変動による損害は、毎年およそ1兆6,000億ドルで、2030年までには400億ドルあまりに増えると見積もられている。
 気候変動に関する試練に効果的に対応し、被害を削減するために、2015年のパリ協定では、地球の地表面の温度の上昇を、産業革命以前より2℃未満に抑制し、また、地球の温度上昇が1.5℃未満になるよう、更なる努力を行うことを通して、気候変動に対する対応能力を強化する目標を示した。

https://www.vietnamplus.vn/xay-dung-kinh-te-bien-xanh-trong-diem-phat-trien-ben-vung-bien-dao/527369.vnp
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( 翻訳者:広瀬ないる )
( 記事ID:4540 )