管区政府が購入し運行しているスクールバスの赤字が明らかに(Vol.6/No.167, 10月23日2-1)
2018年10月23日付 The Voice 紙

ヤンゴン 10月22日

 ヤンゴン管区政府により購入され、カマユッとヤンギンにあるTTC*学校の2校において、6月から運行開始しているスクールバス約70台の乗車人数が満たないため、赤字状態であるとヤンゴンスクールバス団体の責任者の一人が述べた。
 ヤンゴンスクールバス団体の責任者たちはヤンゴン管区内でスクールバスを走行させることについて、ヤンゴン管区首相と10月22日に会い、上記の通りに申し述べた。
 その会談において、スクールバス団体としてできる限りスクールバスの運行に責任を持つことを指示された旨も、ヤンゴンスクールバス団体の責任者が述べた。
 「現在走行しているバスも、人数が満たないため、赤字を承知で走らせていると、首相との会談において管区政府責任者に対して述べた。できる限りスクールバスの運行に対し責任を持つことを首相と協議した。首相はヤンゴンスクールバス団体に、提案書を12月末を最終として提出するよう指示した」とヤンゴンスクールバス団体の責任者の一人が述べた。
 しかしスクールバスをどのくらいの価格で、どのように購入したのかということについては述べられなかった。
 現在、ヤンゴン管区政府が購入しているスクールバス200台のうち、カマユッにある教育大学実習高等学校に29台、ヤンギンにある教育単科大学実習校に27台、予備のバスとして9台、合計65台を2校の学校のみで走行させていることを、ヤンゴン管区政府の、電力・工業・交通大臣ドー・ニーラーチョーが、10月5日のヤンゴン管区議会で述べた。
 現在カマユッとヤンギンにあるTTC学校において、スクールバス65台の運行は6月から開始されており、送迎スクールバスの代金は、[月額」30000~55000チャットであるということが、バス運転手の話からわかった。

* Teachar’s Training College(教員養成単科大学)の略語。現在の名称はEducational College (教育単科大学)。一般に教育大学・単科大学等が付設する教員養成・実習校の通称として用いられることが多い。

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( 翻訳者:黒臼重美 )
( 記事ID:4566 )