医科大学の入試合格点は最高553点、最低505点で決定(Vol.6/No.174, 10月31日4-2)
2018年10月30日付 The Voice 紙

ヤンゴン 10月30日

 ミャンマー全域にある医科大学5校の入試合格者名簿を10月29日に発表したところ、第10学年(高校の最終学年)のテストにおいて505点以上の男子学生と515点以上の女子学生に入学許可を与えたということが保健人材局から明らかになった。
 女子合格者名簿では553点の女子学生が最高点で入学許可を得て、男子合格者名簿では550点の男子学生が最高点で入学許可を得た。
医科大学の入試合格点は一定に定めておらず、申請した学生の中で第10学年でのテストの点数が高い学生を選び入学許可を与えた。
 ヤンゴン第一医科大学の学長であるDr.ゾーウェソーが「医科大学の入試合格点については何も変わったところはない。いつも通りだ。今年から(大学11校は)新制度になったので調整しなければならず今発表したのだ」と述べた。
 今年はヤンゴン第一医科大学、ヤンゴン第二医科大学、マンダレー医科大学、マグェ医科大学、タウンジー医科大学の第一学年において合計1197名の学生が入学許可を得たということが保健人材局から明らかになった。
 医科大学第一学年は12月3日から始まるので、入学許可を得た学生達は進学先の大学の事務局に11月19日以降に(入学意思があるという)連絡をしなければならない。12月14日までに知らせが無い学生には入学許可を取り消すということが同局から明らかになった。
 医科大学の入学許可を得た学生は、卒業まで在籍しなければならず、卒業した後は国家公務員として3年間働くことに同意し署名しなければならない。
約束を破った場合には賠償金として100万チャットを払わなければいけないことを保健人材局がすでに発表している。
 医科大学の合格者においては、理系科目で第10学年卒業試験に合格した男子学生50%、女子学生50%の入学を受け入れた(訳者注:医科大学の入学者定員を、男子と女子でそれぞれ50%ずつとした、という意味)。前年の医科大学の合格者においては、493点以上の男子学生と507点以上の女子学生に入学許可を与えた。
 今年の医科大学入試合格者においては、ナガ族、ダヌ族、パオ族、パラウン族、コーカン族、ワ族の自治権がある遠隔地から学生を最少72名から最大120名まで選抜して入学を受け入れる予定である。遠隔地から入学許可が与えられた学生名簿を通常のものとは別に発表するが、時期は未定である。

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( 翻訳者:鎧塚ひとみ )
( 記事ID:4587 )