少数民族地区政策を総合する専門的課題の議決が必要
2018年10月27日付 VietnamPlus 紙
意見を述べるロー・ティ・ルエン議員
意見を述べるロー・ティ・ルエン議員

 経済・社会状況に関する審議は、2016-2020年段階の5年間の経済再構築計画実現の3年間の初期評価と、少数民族地区と山岳部の経済・社会発展支援政策実現の3年間の結果の評価をおこない、10月27日に多くの国会議員が、少数民族地区政策を総合して、少数民族地区と特別に困難な経済・社会地区の経済・社会開発投資に関する一つの国家目標プログラムになる専門的課題の議決を国会がする必要があると建議した。
 ロー・ティ・ルエン議員(ディエンビエン省選出)は、これまで党・国家の関心を受け、少数民族や山岳部の同胞は、教育・医療・文化・貧困削減などの多くの分野で非常に多くの政策を享受してきた、との認識を示した。
 少数民族と山岳部の同胞地区の生活一般は現在、進歩・発展している。
 多くの政策が少数民族・山岳部の同胞を支援するために施行されてきた。具体的には118の政策があり、そのうち54の政策は直接的に、64の政策は間接的に少数民族・山岳部同胞の経済・社会が活発化する条件を整え促進するのに貢献した。
 山岳部の人民が頑張って平地民に追いつくにはまだほど遠いのを、ルエン議員は例を引いて証明した。少数民族は全国の総人口の14.6%を占めるが、貧困世帯の比率は52.7%を占める。現在、15歳以上の少数民族の人の21%が公用語をすらすらと読み書きできない。
 電気、道路、学校、診療所のインフラもまだ不足している。省や県をまたがる道路は投資への関心がもたれ、以前と比べるとかなりレベルアップしているが、一般的には、発展に比べて要求に応えていない。
 道路の構造は常に商品の輸送需要と矛盾し、車の積載量の需要が大きいのに道路は低い積載量にしか耐えられない。
 そのほか、人々に無償供与する政策(特に直接的支援政策)の実行は、管理者の期待や政策の人文性に逆行する否定面をつくりだし、国家の政策に期待する思想を抱かせ、労働力・生産用地があり産品をつくる耕作条件も十分にあるのに、積極的に生産労働をせず、積極的に成長しようとする意志に欠いている一部の人々を生み出している。
 同議員は国会と政府に、引き続き少数民族地区と山岳地方の経済・社会の発展を促進する政策の実行に関心をもつよう要請した。

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:メディア翻訳ベトナム語班 )
( 記事ID:4600 )