11月12日午前、党政治局員・党中央書記・党中央大衆運動委員長のチュオン・ティ・マイ氏は第14期国会議員である宗教聖職者たちと会合をもった。
　会合で第14期国会議員である宗教聖職者たちは、宗教をもつ同胞に党と国家が常に関心を向けていることに感謝した。
　各国会議員は、第14期国会第６回会議が重要な会議であり、国会の活動の刷新に関して深い刻印を残した、と明らかにした。
　特に今会議において、国会はグエン・フー・チョン書記長を国家主席に選出する投票をおこなった。これは大きな決断であり、真に民の為・国の為の思想を体現し、狭くは宗教の聖職者たち、広くは全国の人民の共鳴を得、そこから社会における高度の拡散・共鳴をつくりだした。
　各国会議員は、信仰・宗教法が発効してから、国際参入の新たな時期におけるベトナムの信仰・宗教の需要に応えてきており、全国の宗教の聖職者・同胞や有権者によって関心をもたれている、と考えている。
　今後、各国会議員は引き続き信仰・宗教法を宗教同胞や人々に知って同法の規定を遵守してもらうよう宣伝・普及する。それを通して、宗教に関する党の方針・政策と国家の法律を宗教同胞に理解し把握してもらうべく導くのに貢献していく。
　各国会議員はまた意見交換し、各宗教がますます発展するために、党と国家が引き続き関心をもつよう建議した。
　チュオン・ティ・マイ党中央大衆運動委員長によれば、ベトナムは9000万人以上の人口と54の民族をもつ多民族・多宗教の国家である。
　今までに、国家は15の宗教に属す42の組織を公認あるいは宗教活動登録証明書を発給してきた。宗教同胞は約2530万人で総人口の27％を占めている。その中で聖職者は６万799人、専従職員13万3662人、礼拝所２万7916か所、信仰場所が約４万5000か所ある。
　これまで、各宗教の活動は健全に発展し、教育・社会慈善活動に強みをもっていた。このことは心霊信仰がきわめて重要であることを示し、同時に各宗教の活動に対する党・国家の関心を体現している。
　チュオン・ティ・マイ党中央大衆運動委員長は、国と宗教生活の重要な問題を決定し、党・国家の政策・法律の支持を積極的に同胞に働きかけることにおいて、第14期国会議員である宗教聖職者たちの役割を銘記し、高く評価した。また、国会議員である宗教聖職者たちが、狭くは信仰・宗教に関連する問題、広くは国の経済・社会問題に対し引き続き貴重な意見を寄せてくれることを期待した。
　チュオン・ティ・マイ党中央大衆運動委員長は、各宗教の和合精神を体現した国会議員である宗教聖職者たちが、人々の、とりわけ見習う宗教同胞の模範であるとした。
　同委員長は、国会議員である宗教聖職者たちが、法律に関連する諸問題を解決し、人々の信仰の自由権を保障・尊重し、宗教同胞や全国の人々を代表する重責を果たし、国会の一般的活動に貢献するために、党中央大衆運動委員会や国家管理機関と密接な関係を持ち続けていくコミュニティ内の高い地位をもった人であると思っている。
　しかしながら、現在の国会には宗教聖職者の国会議員は６名しかおらず、今後、宗教聖職者の国会議員の数を増やしていく必要がある。
　宗教聖職者たちの建議に対して、チュオン・ティ・マイ氏は、党中央大衆運動委員会が意見を受けとめ、政府宗教委員会と関係機関に検討を要請し、権限をもつところが解決するよう建議する、と明らかにした。

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（ 翻訳者:メディア翻訳ベトナム語班 ）
（ 記事ID:4618 )