越中間の海上のセンシティブではない問題に関する第12ラウンド交渉
2018年12月06日付 VietnamPlus 紙


 12月5日および6日、中国の広東省珠海において、中国は、ベトナムと中国間の海上のあまりセンシティブでない分野における協力に関する作業部会による第12ラウンド交渉を行った。
 ベトナム側作業部会のトップは外務省国家国境委員会海洋局のグエン・マイン・ドン局長である。中国側作業部会のトップは、外交部国境事務司の馬亜欧高級顧問である。
 誠実、友好および協力的な雰囲気の下、双方は第11ラウンド交渉から現在までに署名された各プロジェクトの実施状況を総括し、新たな協力プロジェクトに関して積極的に意見交換を行った。双方は、「紅河デルタと長江デルタにおける完新世の堆積進化に関する共同比較研究」プロジェクトの成功とともに、「北部湾の水産資源の貯蔵と保護に関する協力の実施」と「北部湾の海洋部、島嶼部の環境管理に関する研究における協力」プロジェクトの前向きな成果を高く評価した。
 双方は、引き続き、海上における救難救助・捜索の分野に関連する協力内容を展開すべく、「ベトナム-中国海上における救難救助・捜査協力合意」への締結を進め、「海洋漁業中の緊急事態発生事案に関するホットラインの設置に関する合意」を進め、意見交換を行った。
 双方は、国際法に見合った形で、両党、両国のハイレベル指導者間が達した共通認識、合意に基づき協力を進め、公平、相互尊重、平等の精神に基づき、互いのリソースに見合った形で、共に利益を有する、切実な、効果的な協力を共に行い、越中間の包括的戦略的協力パートナーシップをより深化させるよう推し進める必要があると強調した。
 双方は、2019年6月はじめに、ベトナムにおいて、越中間の海上のセンシティブではない分野における協力に関する作業部会による第13ラウンド交渉を行うことで意見が一致した。 具体的な時間と場所は外交ルートを通じ合意が図られる予定である。
 交渉の終わりに、双方は会談の議事録に署名した。

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( 翻訳者:村上慎太朗 )
( 記事ID:4668 )