ベトナムは韓国の南方政策の要
2018年12月04日付 VietnamPlus 紙
韓国輸出入銀行対外経済協力基金(EDCF)会長と会見するチン・ディン・ズン副首相
韓国輸出入銀行対外経済協力基金(EDCF)会長と会見するチン・ディン・ズン副首相

 韓国政府の招待により韓国訪問中のチン・ディン・ズン副首相は12月4日、韓国輸出入銀行対外経済協力基金(EDCF)会長、韓国ベトナム友好協会(KOVIFA)会長、そして、現代自動車、ロッテ、CJ、Hyosung、GSなど韓国の大手企業グループの代表らと会見した。
 ベトナム通信社(TTXVN=VNA)ソウル支局の特派員によると、EDCF会長との会見で、チン・ディン・ズン副首相は、「韓国はベトナムのトップクラスの重要なパートナーであり、最大の投資国であり、第2位の開発援助供給国であり、第3位の貿易相手国である」と強調した。
 現在、ベトナムは韓国の南方政策の中核としてみなされている。それによると、韓国政府は企業に対しベトナムでの投資拡大を奨励し、ベトナムを東南アジア、欧州、米州とを結ぶセンターにしようとしている。
 ズン副首相は、特にインフラ整備をはじめとしたODAプロジェクトの効果的な推進、実施に向けた、ベトナム側との積極的な調整におけるEDCFの役割を高く評価した。EDCFは、ベトナムにおける韓国のODAプロジェクトの効果的な実施をサポートし、実質的な成果をもたらし、ベトナムの経済社会の発展にも貢献しているという。ズン副首相は、2016~2020年期の15億ドルの開発援助の効果的な実施に向け、双方が引き続き緊密に連携するよう求めた。
 EDCFの会長は、EDCFは今後、ODAプロジェクトの展開における調整の他、ベトナムにおけるPPP(Public Private Partnership)プロジェクトの実施に向け、ベトナムおよび韓国の企業に対する優遇融資の支援を推進すると伝えた。
 韓国ベトナム友好協会のChoi Young Joo会長との会見で、ズン副首相は、韓国ベトナム友好協会、そして、協会の歴代の幹部や会員が、両国人民間の友好と協力関係や、これまでのベトナム韓国友好協会と韓国ベトナム友好協会間の効果的な調整、交流の関係の発展に常に関心を払い、全力で努力してきたことを高く評価した。また、ベトナムでのビジネスで成功した企業家でもある会長に対し、韓国の企業が活動を拡大し、農業や潜在力のある新たな分野への投資機会を模索することを奨励するよう要請した。さらに、協会に対し、在韓ベトナム人コミュニティ、特にベトナム人妻に対する継続的な関心と支援を要請した。
 Choi Young Joo会長は、韓国ベトナム友好協会は引き続き架け橋としての役割を果たし、両国間の友好と協力関係への貢献に努力すると強調した。
 韓国企業の幹部らと会見で、ズン副首相は、ベトナム政府は引き続き経営環境を改善し、韓国を含む外国投資家の利便性を高めると強調した。また、韓国企業に対し、ベトナムで需要があり韓国が得意とする分野への投資を拡大するとともに、貿易関係の均衡を支援し、韓国の新南方政策の展開に貢献するよう希望した。
 韓国企業側は、これまでのベトナムの経済成長、特に投資環境改善におけるベトナム政府の努力を高く評価した。その上で、インフラ開発、ロジスティクス、製造業、自動車、農業、食品加工、バイオテクノロジーなどの分野でベトナムへの投資を引き続き拡大していくことを強調した。

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( 翻訳者:小泉友佑、嘉田浩 )
( 記事ID:4669 )