第13回党大会文書小委員会第一回会合の開催
2019年01月07日付 VietnamPlus 紙
会合で結論を発表する小委員会委員長であるグエン・フー・チョン書記長・国家主席
会合で結論を発表する小委員会委員長であるグエン・フー・チョン書記長・国家主席

 1月7日午後、党本部において、第13回党大会文書小委員会は、同小委員会委員長であるグエン・フー・チョン党書記長・国家主席主宰の下、第一回目の会合を開催した。
 会合には、グエン・スアン・フック首相、グエン・ティ・キム・ガン国会議長の各政治局員のほか、党大会文書小委員会の各委員、同小委員会を補佐する編集委員会常任も出席した。
 会合において党大会文書小委員会は、同小委員会および同委員会常任の活動計画案、政治報告のテーマ、方針、結合性、指導的考え方、重点項目に関する陳述書、2011年の党綱領実施後10年の報告書策定方向性に関する陳述書について検討し、意見を聴取した。
 第13回党大会は、2021年1月に開催される予定である。同年は、ドイモイ政策開始後35年、2011年~2020年までの経済社会発展戦略実施後10年の記念にあたり、また2030年の党創立100周年、2045年の建国100周年に向かう年にあたる。
 第13回党大会は、将来の方向性を定める重要かつ有意義な節目の大会であり、全党、全人民、全軍が引き続きドイモイ事業を全面的に、足並みを揃えて推進し、国土を急速かつ盤石に発展させ、民が豊かで、国が富み、民主的、公平で、文明的な国を建設するとの目標に向け、社会主義の祖国ベトナムをしっかりと守るよう、鼓舞し促していく。
 党大会の各文書を準備することは、極めて重要であり、党大会の成功を確保すべく、科学的に、円滑に進めていく必要がある。
 チョン党書記長・国家主席は、編集グループが、小委員会が検討し議論するうえで基礎となるよう各陳述書のドラフトを積極的かつ慎重に準備してきたことを高く評価した。小委員会のメンバーは、ドラフトを補充し、完成させるため検討を重ね、多くの適切な意見を提案してきた。
 小委員会のメンバーは、第13回党大会で、2021年~2026年任期の任務の方向性を出すのみならず、2030年までの目標と2045年までのビジョンを決定することについて、基本的に意見が一致した。
 政治報告は、党大会の重要文書であり、2011年の党綱領実施後10年の総括報告は、よりよい政治報告を作成するための基礎となる。小委員会では、政治報告の作成にあたってテーマ、小見出し、方針を付すこと、大局的な方向性、指導的考え方を確定すること、実施に向けた目標、原動力、方策を示すこと、アピール性を講じること、全党、全軍、全人民が示された目標、任務、方向性を積極的に実施するよう促すことなど、その作成方法について合意した。
 政治報告の結合性については、覚えやすく、理解しやすく、実施しやすく、チェックしやすくなければならず、それぞれの部分すべてに、長所、短所、原因、最後に導き出した教訓を記述する必要がある。
 チョン党書記長・国家主席は、堅持と刷新との間を賢明に結びつけ、刷新をするも民が豊かで、国が富み民主的、公平で、文明的な国を作り、社会主義へ着実に向かって歩むとの目標を堅持しなければならないこと、継承と発展との間、理論と実践との間を賢明に結びつけ、ベトナムにおける社会主義と社会主義へ向かう道のりに関する綱領と理論を一歩一歩完成させなければならないとする指導的考え方を明確に述べた。
 チョン党書記長・国家主席は、ドイモイには原則があるのであって、原則的な問題から離れてはならず、方向性から外れてはならず、色を変えてはならず、国際統合すれども分裂せず、しかし積極的に刷新をしなければならない、との考え方を貫徹する必要があると強調した。
 チョン党書記長・国家主席は、方策、方法について寄せられた意見に対し、最大限に民主的かつ冷静に耳を傾け、集団としての智恵を最大限に具体化し、党の内部、人民すべての合意を形成しなければならないと求めた。
 幹部・党員から提案された意見から選別し、参考にしたうえで、党大会のテーマは、簡潔に、明快に、より普遍的でなければならず、党の戦略ビジョン、戦略思想を示し、大局的な目標と基本方針が反映され、全党、全人民、全軍の政治的決意を表すものでなければならない。
 小委員会のメンバーは、同小委員会および同小委員会常任の活動計画について基本的に意見が一致した。これに基づき、チョン党書記長・国家主席は、小委員会メンバー、小委員会常任が責任感を持って智恵、能力を発揮し、示された計画を厳格に履行し、業務上の規律を厳格に執行し、政治文書のドラフトを各級党支部大会が議論し、意見を寄せられるよう2020年までに送付するとの目標を実施するよう求めた。
 同時に、チョン党書記長・国家主席は、各地方、機関において実情を調査し、地方に対し困難を引き起こしたりこれを広げたりしないよう、実施結果を総括し、研究し、主要テーマを選び出し、シンボル性を確保しなければならず、調査の過程から得たものは何か、真に実質的な、効果のあることは何かといった点について教訓を引き出し、形式的なものを廃し、政治報告と2011年の綱領実施後10年の報告書作成にあたり有益な情報を集めていかねばならないとして注意を促した。

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( 翻訳者:メディア翻訳ベトナム語班 )
( 記事ID:4700 )