ベトナムは信仰・宗教の自由の実現を保障する
2019年02月07日付 VietnamPlus紙
12月24日クリスマスイブのハノイ大教会
12月24日クリスマスイブのハノイ大教会

 信仰・宗教の自由はすべての人の権利であり、この権利は国籍・性別・年齢によって制限されない。
 ベトナムにおいて、信仰・宗教法は、一番基本的で重要な人権の一つに関する2013年憲法の内容・精神を十分に具体化するための重要な法的改革のうちの一つである。そのなかには、信仰・宗教権の制限の具体化とすべての人の信仰・宗教の自由の実現を保障する責任を向上させることも含まれる。

   信仰・宗教に関する法令・政策を間断なく整備する

 ベトナムは多信仰・多宗教の国であり、人口の95%が信仰・宗教をもっている。信仰・宗教の自由の保障は、2013年憲法で認められている。
 特に、2016年の信仰・宗教法と2つの信仰・宗教法実施議定の採択は、人々に信仰・宗教の自由をよりよく保障するための堅固な法的枠組みをつくりだした。
 2016年の信仰・宗教法は初めて宗教組織が非営利の法人であると確認した。また、宗教組織を公認するための安定的・継続的宗教活動期間を23年から5年に減じ、登録─許可発給、申請─承認から報告という形式(叙階・推挙された人、聖職者の異動・退任、宗教養成所の活動などの報告)へと多くの手続きを修正し、宗教組織の大きな活動の承認権限を修正して行政手続きの簡素化に資するようにした。そのほかにも、2015年の刑法は「他人の信仰・宗教を侵害した」罪に対する刑罰を規定している。
 レ・ティ・トゥー・ハン外務省報道官によれば、ベトナムは信仰・宗教の自由に関する法令・政策の体系の整備、特に信仰・宗教法と同法の実施細則の議定採択に間断なく努力してきた。人々の信仰・宗教生活は、毎年の数千におよぶ祭礼や信仰・宗教行事によって保障されている。
 ベトナムにおける各宗教はベトナム民族のコミュニティのなかで共生・和合している。現在、15の宗教に属す42の組織が法人資格を公認されている。2016年、末日聖徒イエス・キリスト教会(モルモン教)代表委員会が公認され、ターロン孝義仏教(Phật giáo Hiếu nghĩa Tà Lơn)が宗教活動登録承認証を発給された。
 2018年8月、ベトナム・フル・ゴスペル・チャーチ(Hội thánh Phúc âm Toàn vẹn Việt Nam)が活動登録を発給された。現在、2つのプロテスタントの組織が登録書類作成の指導をうけているところである。そのほか、プロテスタントの数千のグループ拠点が合法的な場所での宗教生活を保障された。
 ベトナムには、仏教、カトリック、プロテスタント、ホアハオ仏教教会に属す60の宗教養成所がある。2015~2017年で、ベトナムでは次の5つの宗教養成所があらたに設立された:カトリック学院、ブイチュー無染聖母大神学校、カオダイ伝教学院、ホアハオ仏教中級、キリスト神学聖書学校。

   宗教組織が活動するための条件をつくる

 2017年までに、宗教施設が使用している土地の総面積は、7102の宗教組織に属す1万4850ヘクタールである。ホーチミン市はベトナム福音総連合会(南部)が神学聖書研究所を建設するために7500㎡を引き渡している。トゥアティエン・フエ省はフエ市にあるベトナム仏教学院が使用するために20ヘクタールを引き渡している、等々。各宗教組織は社会活動に積極的に参加し、450か所余りの医療施設、270の託児所、1000の幼児のクラス・グループを設立し、1万1800人の社会福祉対象者の支援・世話をしている。
 国家は、宗教組織が経典や宗務で使用するものを印刷・発行するための条件をつくってきた。前回の調査から現在まで、3000タイトル以上の宗教的印刷物が1000万部以上出版され、宗教関連の12の新聞・雑誌と多言語による数百万枚のCD・DVDが発行された。宗教組織の大部分はいずれも独自のウェブサイトをもっている。各個人・宗教組織の交流活動、国際協力は日増しに発展している。国連ウェーサーカ(VESAK)祭2014や宗教改革500周年記念(2017年)のような、多数の大きな国際的宗教活動がベトナムで開催された。
 少数民族の信仰・宗教の自由は保障されている。国家の支援をえて、ベトナム仏教教会はカントー市にクメール南宗仏教学院の建設を進めた(2017年)。
 中部高原の各省とビンフオック省では、プロテスタントの33の組織・宗派・グループが304の支部、1300余りのグループ拠点で活動している。2018年6月30日までに西北地方では、プロテスタントの693のグループ拠点と8つの基礎聖会(末端教会)が設立されている。そのほか、各地方には少数民族の集中的な活動を登録している多数のグループ拠点がある。たとえばベトナム・バプチスト連友会、ルーテル教会、ベトナム福音伝教連団(Inter Evangelistic Movement)、ベトナム福音伝講聖会などである。
 「紀綱、廉正、行動、創造、突破、効果」という2019年の政府の方針・行動をもって、そして信仰・宗教に関する国家管理工作の要求・任務から、チュオン・ホア・ビン政府常任副首相は、信仰・宗教に関する国家管理部門に、信仰・宗教に関する法令の宣伝・普及工作と新しい情勢における宗教業務・工作実現の質の向上を要請した。
 部門は、政府が複雑な宗教問題の解決を導く提案をする上で、各省庁・部門・地方間を主導的に調整し統一していく。宗教の対外工作を強化し、各宗教組織が党・国家の外交路線と符合した世界や地域の宗教フォーラムに参加するよう主導的に導いていく。

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(翻訳者:メディア翻訳ベトナム語班)
(記事ID:4738)