バンブーエアウェイズ、日本への航路開設へ
2019年04月05日付 VietnamPlus 紙
バンブーエアウウェイズは記者会見を開き、日本への航路開設計画を公表した。
バンブーエアウウェイズは記者会見を開き、日本への航路開設計画を公表した。

 バンブーエアウェイズは、4月28日から5月2日の期間中、エアバスA321ネオによるベトナムから茨城空港への往復チャーター便を開設する予定だ。
 4月5日、バンブーエアウェイズは、2019年4月末から5月頭の日本のゴールデンウィーク期間中に、茨城空港へのチャーター便を開設することを公表した。
 茨城県で行われた記者会見では、バンブーエアウェイズの代表者が4月28日から5月2日の期間中に、エアバスA321ネオによるベトナムから茨城空港への往復チャーター便を開設する予定だと述べた。
 バンブーエアウェイズ副会長のズオン・ティ・マイ・ホア氏は、バンブーエアウェイズが茨城県への航路を開設した理由について、茨城県には多くの観光名所があり、また首都東京にとても近いため、ベトナムの観光客を引きつけるからだと述べた。
 ズオン・ティ・マイ・ホア氏は、ベトナムと茨城を結ぶ航路が、茨城県の強みである農業、観光、貿易などの領域において茨城県とベトナムの各都市間の協力の発展を、さらには日越両国の経済関係を推進する力を生み出すことを望んでいる。
 バンブーエアウェイズの代表は、当面はチャーター便を開設するだけだが、航空便利用の需要が安定的に増加すれば、日本との定期便の開設も検討すると述べた。
 記者会見での発表において、大井川和彦茨城県知事は、ベトナムには増加を続ける人口、非常に目覚ましい経済成長の多くの実績があるので、バンブーエアウェイズが茨城への航路を開設することは、茨城県がベトナムとの関係や交流をより強化することを助ける良い機会になるだろうと評価した。
 茨城県への航路開設に伴い、ベトナムの観光客は日本三名園のひとつである偕楽園やネモフィラの花で有名なひたち海浜公園、銅製の世界最大仏像である牛久大仏などの茨城県の有名な観光名所を訪れる機会を得ることになる。
 バンブーエアウェイズによると、今後は茨城の他にも沖縄、福島、和歌山などの日本のいくつかの地方へのチャーター便を開設することを検討する。長期的には、バンブーエアウェイズは、ベトナムと日本の各大都市を結ぶ定期便の開設を検討予定だ。
 基礎的な統計データは、輸送、人々の移動、ベトナム・日本間の観光客の需要は安定した速度で増加していることを示している。その中で観光分野において、ベトナムは東南アジアで日本人観光客に好まれる旅先である。また、日本へのベトナム人観光客数は延べ39万人近くと大きな成長を遂げている。
 国際便サービス計画のために、バンブーエアウェイズはエアバスグループと旅客機購入協議を済ませ、エアバスA321ネオの発注総数は50機となった。これは、ナローボディ機のエアバスA321ネオと、ワイドボディ機のボーイング787ドリームライナーによって航空機の標準化の方向性に従った航空会社の成長の一過程である。


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( 翻訳者:須賀麻莉子 )
( 記事ID:4744 )