戦争後の地雷の影響の克服、減少に努力する    
2019年04月04日付 VietnamPlus 紙


 地雷による全ての被害者は、社会制度による措置を受け、医療保険証が贈られ、40の社会事業センターや、地雷による影響を含む障害を持つ人々のリハビリを行う400の社会福祉施設を利用することが出来る。これは戦争後の地雷による影響を受けた被害者を支援する党と国家の政策である。

アメリカ帝国主義者がベトナム侵略戦争の際に使用した爆弾や弾発の量→1530万トン

<戦争後>
・まだ残っている不発弾の量→80万トン(非常に危険であり、爆発を引き起こす可能性がある
 もの)
・汚染された、もしくは汚染の疑いのある面積→610万ヘクタール(国内面積の18.71%)
・犠牲者→4万人以上
・負傷者→6万人
・地雷除去作業中に亡くなった、もしくは負傷した兵士・工兵の数→2,000人以上

<戦争後の爆発物や地雷による影響の克服、減少>
2019:戦争後の爆発物や地雷の影響を克服する活動の実現と運営に関する法令の発布。
2017:ベトナムにおける戦争後の地雷や化学物質の影響克服のための国家委員会の成立。
   (指導委員会701)
2010:2010年から2025年の間における戦争後の地雷の影響克服のための国家行動プログラ
    ムの承認。(プログラム504)
2016-2025:地雷により汚染された80万ヘクタール土地の除染が目標。
2010―2015:ベトナム全国の爆発物や地雷による汚染地図を作成。
      地雷被害者や汚染状況、その克服に関するデータ管理センターを設立。
     
出所:労働傷病兵社会省、ベトナム通信社

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( 翻訳者:岩重綾乃 )
( 記事ID:4745 )