タケタ郡区で地区管理委員長の解任に抗議デモ
2019年05月04日付 The Voice 紙

ヤンゴン 5月4日
 タケタ郡区ヤンビェ第三地区管理委員長のウー・ウィンチャインを委員長の職から解任したことで、5月4日地区の住民500人ほどが抗議デモを行った。
「この地区長は私たちの地区で頼られてきました。もともとこの第三地区は無法状態でした。彼が委員長を務めた3年間で、あらゆる道に防犯カメラを設置し、誰もごみすら捨てなくなりました。私たちはこの人を必要としています」と、デモ隊を率いるドー・エーエーモーが述べた。
 ウー・ウィンチャインをタケタ郡区郡総務管理庁が5月1日、地区村落区行政法第15条イ項に従い、定められた職務の範囲を超えた業務を行ったとして解任した。
 タケタ第六中学校構内に端がはみ出した煉瓦の壁が説法会の開催に邪魔だとして4月3日に取り壊したが、それを不服として校長がタケタ郡区警察署に告発し、訴訟を起こした。その結果、地区管理委員長ウー・ウィンチャインを責務から離職させ、即日ウー・テインサンを地区管理委員長として任命する旨の書類が提出されたとドー・エーエーモーは述べる。
 「この件については、中学校役員が国有の競技場と学校敷地内の間に木材店を開いていた。木材店の塀が校内や競技場に侵犯していたが、長い間放置されていた。その塀も崩れそうである。ティーダグー師による説法会のため地区の人々が申し入れて、取り壊すことになった。それを校長が提訴したのだ」と地区管理委員長ウー・ウィンチャインが述べた。
 ウー・ウィンチャインを地区管理委員長として再び任命しないなら一か月以内に選挙の準備をするとデモ隊参加者が述べた。
 デモ隊の要求は、地区管理委員長ウー・ウィンチャインを再任命すること、公共の球技場を取り戻すこと、公共用地である球技場を不法に占拠している人間は立ち退くこと、民意を反映することなどの4点である。デモを行った場所はヤンピェー第三地区区役所からトゥマナ通り、ジンガマ通り、ヤンピェー大通りである。

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( 翻訳者:恩地隆平 )
( 記事ID:4760 )