ゲアン省と日本の各パートナーとの協力を強める
2019年04月18日付 VietnamPlus 紙
ベトナムヤバシ石灰採掘会社の石灰石採掘場(出所:ゲアン)
ベトナムヤバシ石灰採掘会社の石灰石採掘場(出所:ゲアン)

 ゲアン省は現在、ゲアン省と日本の各パートナーとの協力レベルを引き上げるための方策を多数展開している。そのような中では、日本からの投資が必要な分野、業界の明確な方針が必要である。
 上記の分野、業界とは、次のようなものである。ハイテク産業や裾野産業、工作機械、高級タイル。ハイテク応用農業。牛肉・豚肉・トリ肉加工業。地域の家畜飼育に役立つ産業に直結した家畜飼料の生産。
 ゲアン省人民委員会のレ・ゴック・ホア副委員長は、「現在ゲアン省には、日本からの外国直接投資(FDI)は7事業あり、投資総額は7269万ドルだ」と伝えた。
 例えば、ベトナムヤバシ石灰採掘会社[Yabashi Vietnam CAD Technology Corporation]の白色石灰石加工事業の投資総額は142億5000万ドン[およそ6700万円]だ。MLB Tenergy 有限責任会社[湯峰ソーイング株式会社のベトナム現地法人] の輸出用縫製工場事業の投資総額は2000万USD、Nagoya Giken Industrial有限責任会社[原文ママ]の自動車部品生産事業の投資総額は430万USDである。
 ゲアン省には、他に日本からのODA[政府開発援助]事業が44事業あり、投資総額は6兆2600億ドン[およそ290億円]である。
 投資の呼びかけと共に、ゲアン省は、日本の各パートナーに対し、教育訓練、観光、文化交流などの様々な分野での協力友好関係拡大を行っている。日本のパートナーを伝統的で重要なパートナーだと考えている。
 特に教育訓練分野については、ゲアン省は毎年日本の各大学への留学とその奨学金のためのコンテストを行っている。(2017年は471人、2018年は460人の生徒が日本に留学した)。ヴィン大学は、更に日本の神野学園と協力し、日本語学科設立を目指して日本語訓練センターを開設した。
 このほか、民間交流を通して、ベトナム駐在日本大使館と各パートナーは、ドールオン県ダイソン社の小学校に4つの教室を建設する事業やナムダン県ナムタイン社に自動水供給システムを建設する事業に資金を支援した。
 2015年からゲアン省は、日本の岐阜県と友好関係を樹立している。2017年、ゲアン省は、ハノイ国家大学や日本の国際交流基金と共に、「ファン・ボイ・チャウ志士と浅羽佐喜太郎医師、そしてベトナム日本友好関係」という国際シンポジウムを開いた。
 2018年、ゲアン省から、ファン・ボイ・チャウ氏の故郷であるナムダン県のハスの種が、日本の袋井市に植え付けられるように、送られた。
 2013年、ヴィン市は、茨城県霞ヶ浦市と協力友好関係を樹立した。現在、ヴィン市と静岡県袋井市、ゲアン省と高知県との間で協力友好関係の樹立を目指している。


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( 翻訳者:八城星 )
( 記事ID:4805 )