ベトナムの少年団、まもなく4回目の日本友好訪問
2019年05月28日付 VietnamPlus 紙
ベトナムから来た生徒に剣道体験をガイドする松原中学校の生徒達(写真:グエン・トゥイエン/ベトナムプラス)
ベトナムから来た生徒に剣道体験をガイドする松原中学校の生徒達(写真:グエン・トゥイエン/ベトナムプラス)

 5月28日午後、ハノイ市友好組織連合、ハイフォン友好組織連合、フンイエン省人民委員会は、日本の京セラグループと協力して第4回日本友好訪問を行うベトナム少年団のメンバーを発表した。
 組織委員会は2か月かけて団体に参加するための基準を満たした12人の少年少女を選び出した。その内訳は、ハノイ、ハイフォン、フンイエンの各地域から4人ずつ選ばれた、中学1年生もしくは2年生で、健康状態や成績が良く、友好的な生徒達である。
 ハノイ、ハイフォン、フンイエンの選ばれた生徒たちに同行する引率者の人数は3人である。その3人は、日本訪問期間を通して訪問団を組織・管理する京セラグループの同行社員と協力して,生徒のケアと引率を行うことができる者である。
 発表セレモニーで、ハノイ市友好組織連合のチャン・ティ・フオン副会長は、ベトナムと日本の民族は、昔から関係があり、しかも歴史や文化、伝統、人文的価値について、多くの類似点がある、と確認した。
 これまで、両国は日増しに、多くの分野において互いに重要なパートナーとなってきた。ハノイ市友好組織連合は、ベトナムの各組織、省、都市と共に、ベトナム駐在日本大使館を通して、日本の企業、友好組織、非政府組織が両国の架け橋となり、人民の交流や全ての面での協力を強化し、ベトナム全体、特に首都ハノイの人民と日本の人民との間の団結の情や友好を緊密にするために、日本の友人からの前向きな協力を得たいと常に期待している。
 「将来、プログラムの規模が日増しに拡大し、両国の人民の緊密な友好の架け橋となるのに貢献できることを期待する。我々も、ホームステイプログラムでベトナムを友好訪問する日本の少年を、常に両手を広げて迎える」とチャン・ティ・フオン女史は伝えた。
 ベトナム少年団の日本友好訪問は、7月30日から8月5日まで行われる予定だ。各生徒は日本で、世界遺産に登録されている名所旧跡を見学できるほか、日本の生徒との交流に参加したり、日本の家庭の中の文化や生活スタイル、風俗習慣に関する理解を深めるためにホームステイプログラムを体験したりすることもできる。

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https://www.vietnamplus.vn/hap-dan-chuong-trinh-giao-luu-dai-su-thanh-thieu-nien-nhatviet/426429.vnp

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( 翻訳者:岩重綾乃 )
( 記事ID:4848 )