ベトナムとマレーシア、貿易額150億米ドルに向けて
2019年05月16日付 VietnamPlus紙
マレーシアのサイフディン・アブドラ外相を出迎えたファム・ビン・ミン副首相兼外相
マレーシアのサイフディン・アブドラ外相を出迎えたファム・ビン・ミン副首相兼外相

 ベトナムとマレーシアは経済協力を引き続き強化し、往復の貿易額を2020年には150億米ドル、もしくは、それ以上にすべく、健闘することで一致した。

 ファム・ビン・ミン副首相兼外相の招きにより、マレーシアのサイフディン・アブドラ外相が5月16~17日、ベトナムを公式訪問した。
 5月16日午後、外務本省で、ファム・ビン・ミン副首相兼外相はサイフディン・アブドラ大外相と会談した。
 会談で、ファム・ビン・ミン外副首相兼外相は、サイフディン・アブドラ外相の初めてのベトナム公式訪問を歓迎し、今回の訪問が両国間で良好に発展している戦略的パートナーシップ関係のさらなる強化、推進に重要な貢献をするものと確信していると述べた。
 サイフディン・アブドラ外相は、今回のベトナム訪問に喜びの意を示し、国の建設、発展、国際社会への参入におけるベトナムのこれまでの素晴らしい成果を高く評価した。
 二国間関係に関し、両外相はこれまでの両国間の良好な友好協力関係の全面的かつ確実な発展に満足の意を示した。
 ベトナムとマレーシアの戦略的パートナーシップ関係を引き続き一層深めていくためにも、双方は、党、国家、政府、国会、人民交流のあらゆるルートでハイレベルをはじめ各レベルの代表団の交換を強化することで一致した他、二国間の協力メカニズム、特に両国外相が主宰する経済・科学・技術における協力に関する合同委員会などの枠組みを維持し、効果的に展開してくことでも一致した。
 双方は、経済協力を引き続き強化し、往復の貿易額を2020年には150億米ドル、もしくは、それ以上にすべく、健闘することで一致した。また、両国企業の投資経営協力-特に都市開発、再生可能エネルギー、電子機器、家電、農林水産など潜在力のある分野での協力-における困難を取り除き、より良い環境を整えるべく調整していく決意を確認した。
 ファム・ビン・ミン副首相兼外相は、両国のこれまでの国防、治安の分野での協力、特に各軍種・各兵種や治安部隊の間の交流活動や経験の交換などを高く評価した。
 双方は、国防、治安、法執行の分野における新たな協力のメカニズムの設立、合意文書の調印を検討し、推進してくことでも合意した。
 双方は、その他の重要な分野-教育・訓練、労働、交通運輸、情報・報道、文化・観光、特に海上や漁業に関する協力など-での協力の強化や効率の向上に向けた措置についても実質的な意見交換を行った。
 サイフディン・アブドラ外相は、マレーシアはすべての分野においてベトナムとの協力関係の推進を重視していると強調した。また、マレーシア外務省はベトナム外務省と緊密に調整して、次の段階における戦略的パートナーシップ関係の展開に関する行動プログラムを早期に策定するとともに、両国の協力過程において発生した全て障害をともに除去していくことを確認した。さらに、マレーシアで生活し、留学し、あるいは、合法的に就労するベトナム人に対し、引き続きより良い条件を整えることを約束した。
 ともに関心のある地域や世界の諸問題についての意見交換で、双方は、現在のような情勢の中で、地域の安全保障や戦略に関連する問題について、両国が意見交換や調整を強化する必要があり、また、他のASEAN諸国と協力して、団結したASEANの建設、ASEAN共同体ビジョン2025の成功裡の実現、様々な地域機構におけるASEANの中心的役割の強化を進めていくことで一致した。
 双方は、その他の多国間フォーラム、特に国連や世界貿易機構(WTO)、アジア太平洋経済協力(APEC)、アジア欧州会合(ASEM)などで、引き続き緊密な協力や調整をしていくことで合意した。また、両国も加盟する環太平洋パートナーシップに関する包括的および先進的な協定(CPTPP)や東アジア地域包括的経済連携(RCEP)交渉などでの合意を通し、地域の経済連携を推進することでも合意した。
 マレーシアは、ベトナムが2020年のASEAN議長国や2020-2021年を任期とする国連安全保障理事会の非常任理事国としての任務を成功裡に遂行できるよう支援することを約束した。また、ベトナムは、マレーシアが2020年にAPECを成功裡に主宰することを支援するとともに、緊密に調整していくことを確認した。

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(翻訳者:福原百那)
(記事ID:4858)