ベトナムが国連安全保障理事会の非常任理事国に当選したことを世界が祝福
2019年06月08日付 VietnamPlus 紙
ベトナム代表団に対する投票結果が公表された瞬間
ベトナム代表団に対する投票結果が公表された瞬間

 日本の鈴木憲和外務大臣政務官は6月8日、ベトナムが2020-2021年を任期とする国連安全保障理事会の非常任理事国に選出されたことに対し、喜びの意を表明した。
 また、鈴木政務官は、ベトナムが世界平和の安定化において国際社会に対し指導的役割を発揮するよう希望した。
 ベトナム通信社の日本駐在特派員のインタビューに対し、鈴木政務官は、「日本としても、ベトナムが国連安全保障理事会の非常任理事国に選出されたことをとても嬉しく思い、ベトナムの全国民の皆様にお祝い申し上げる。私は、世界平和の安定化において、ベトナムが国際社会に対し、指導的役割を発揮するよう希望している」と答えた。
 鈴木政務官はまた、「日本は現在、自由で開かれたインド太平洋構想(Vision)を推進している。そのため、日本は、地域の安定と繁栄のため、ASEANやアジア太平洋域において、ベトナムとともに指導性を発揮していきたい」と述べた。
 日越関係に関して、鈴木政務官は、「両国間ではハイレベルの関係が進展しており、それは、先日のファム・ビン・ミン副首相兼外相の訪日や、金融・世界経済に関する主要先進国・新興国20か国・地域による首脳会議(G20)出席にともなうグエン・スアン・フック首相の訪日等に体現されている」と述べた。
 一方、両国の人民間の交流も大きく発展しており、日本を訪れるベトナム人観光客とベトナムを訪れる日本人観光客の総数は100万人を超えている。
 鈴木政務官は、「私たちは、そうした交流を今後も推進し続けていきたい」と確認した。
 東京で開催された日本におけるベトナム・フェスティバルの開幕式でのスピーチで、ベトナムのヴー・ホン・ナム駐日特命全権大使は、ベトナムが2020-2021年を任期とする国連安全保障理事会の非常任理事国に立候補した際、日本の政府と国民がベトナムを支持してくれたことに対し感謝の意を表した。

 ベトナムが総数193票の内192票を得て安保理の非常任理事国に選出されると、ただちに、各国の国連代表部の代表らからお祝いのメッセージが届いた。
 シンガポールの国連代表部の代表であるブルハン・ガフール大使はツイッターに、「最多の得票数での安保理入りしたベトナムを祝福する」と書き込んだ。
 ブルハン・ガフール国連大使は、「シンガポールの代表がベトナムに投票したことを誇りに思う。シンガポールはベトナムとは素晴らしい関係にある。我々は、ベトナムがこの重責を見事に完遂するものと確信している」と書き込んだ。

 イギリスのガレス・ウォード駐越大使も投票結果が発表されるとすぐに自身のフェイスブックでベトナムを祝福した。
 ガレス・ウォード大使は、「ベトナムの安保理非常任理事国就任おめでとう。イギリスはベトナムと緊密に協力していくだろう」と書き込んだ。

 オーストラリアのジリアン・バード国連大使は、2020‐2021年を任期とする国連安全保障理事会の非常任理事国に選出されたベトナム、エストニア、ニジェール、セントビンセント・グレナディーン、そして、チュニジアの5か国を祝福した。
 ジリアン・バード大使は、ベトナムに対し、インドネシアに続いて、ASEANの加盟国がさらに国連安全保障理事会に加わったことに興奮を覚えたと伝えたという。
 ジリアン・バード大使はツイッターに、「2020年の国連安全保障理事会に、ASEANの隣国同士のベトナムとインドネシアの二か国が参加することは本当に素晴らしいことだ」と書き込んだ。
 各国の国連大使は、ベトナムを祝福するとともに、来たる任期におけるベトナムの国際社会に対する積極的な貢献を期待した。

 一方、ワシントン・タイムズは、「ダナンで開催されたアジア太平洋経済協力会議(APEC)以降、国際的な安全保障に対するベトナムの重要性が著しく増している」との記事を掲載した。
 さらに、ベトナムがホスト国となった米朝首脳会談は、ベトナムの調停国としての評判をさらに高めた。
 国連安全保障理事会の非常任理事国として、ベトナムは柔軟な外交スキルを活用し、国際統合にコミットしていく。
 国連安全保障理事会は、国連の主要6機関の1つであり、常任理事国5か国と、任期2年で半数ずつ改選される非常任理事国10か国の計15か国からなる。
 国連安全保障理事会は、平和を脅かしたり破壊しかねない脅威に対し現実的な判断を下したり、平和や国際的な安全の維持、回復のために講じるべき措置の建議や決定を出す決定権のある国連の唯一の機関である。

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( 翻訳者:新里フランコ )
( 記事ID:4888 )