ヤンゴン市で物乞いをして暮らす人1250人をヤンゴン市開発委員会が保護(Vol.7/No.143, 9月25日2-1)
2019年09月25日付 The Voice 紙
ヤンゴン 9月24日
ヤンゴン市開発委員会が今年1月から9月15日まで物乞いをして暮らす人1250人を保護し170万チャットを押収したことを治安規律維持課課長、警視長であるテッルインが述べた。
上記の物乞いをして暮らす人たちを保護したところ、年配層が609人と子供が641人いたことを同氏が述べた。
「ヤンゴン市で物乞いをして暮らす人が増えてきていることは、我が国の四梵行(注:仏教徒が守る行い)である慈愛、祝福、憐憫、捨心のためだ。主に憐憫がとても多い。言いたいことは、これをビジネスの類と考え、お金を簡単に得るという物乞いをして暮らす形になってきて増えている」と警視長テッルインが述べた。
物乞いをして暮らしていたので保護された人たちを、人権と子供の権利に従って取り締まることができるよう、関連の保護施設に送ってあり、その物乞いをして暮らしている人たちは現在有効な法律に反して罪を犯しているのではないので、逮捕できないことが治安規律維持課から明らかになった。
ヤンゴン市での物乞い行為は、にぎわっているところや交差点で日ごとに一層多くなってきており、保護施設から出てきてからお金を簡単に得られる物乞いの仕事のみを行っている状態なので、そこから逃れられないことが明らかになった。
現在の予算内で、物乞いをして暮らす人たちを保護するために、ヤンゴン市長に新車一台を要請してあり、交差点に5人の職員を配置して毎日つかまえて保護していることがヤンゴン市開発委員会から明らかになった。
( 翻訳者:朝倉サヤカ )
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