ベトナムのEEZ内での中国の行動に非難の声をあげるインド世論
2019年10月01日付 VietnamPlus 紙
カインホア省チュオンサ諸島(南沙諸島)大チュオンサ島区域で任務を遂行する8001海上警察船
カインホア省チュオンサ諸島(南沙諸島)大チュオンサ島区域で任務を遂行する8001海上警察船

 インドのThe Economic Times紙は、9月30日、ベトナムの排他的経済水域(EEZ)内での中国の行動に反対するベトナムを支持するとの記事を掲載した。
 新聞は、各海洋専門家の発言を引用し、中国は更に事態を複雑化させ、国際法に従って規定されたベトナムの主権を侵害するようないかなる行動も行ってはならないことを強調した。
 新聞は、インドが、南シナ海における北京の行動に対する憂慮の念を表明している国の一つであり、地域の平和、安定、安全の維持のため、国際社会の関与を呼びかけているベトナムを支持すると強調した。
 同日、Times of India紙は、南シナ海では「目下、係争がない海域であっても係争が起こりつつある」として中国に対して非難を訴える、ファム・サイン・チャウ駐印ベトナム大使へのインタビュー記事を掲載した。
 チャウ大使は、ベトナムが「国際法に規定されたあらゆる平和的手段を用いて、我々の正当な利益を守っていく所存である」と強調した。

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( 翻訳者:松永直子 )
( 記事ID:4949 )