タイニン省:三期普度大道[カオダイ教]開基95周年記念式
2019年11月10日付 VietnamPlus 紙
タイニン本部カオダイ教聖会の開基95周年記念式
タイニン本部カオダイ教聖会の開基95周年記念式

 タイニン聖座[本部]カオダイ教聖会は開基95周年記念式(丙寅[1926年]10月15日―己亥[2019年]10月15日)を行った。カオダイ教の数千の聖職者と400人を超える信者が参加。

 11月10日の夜、タイニン聖座[本部]カオダイ教聖会は三期普度大道[カオダイ教]開基95周年記念式(丙寅10月15日―己亥10月15日)を行った。
 記念式典に参加したのは、党中央のグエン・ヴァン・ネン書記・事務局長、ベトナム祖国戦線のハウ・ア・レイン中央委員会幹部会副議長兼理事長、タイニン省のグエン・ミン・タン党委員会副書記、政府宗教委員会やハノイ市・ホーチミン市・カントー市・ベンチェー省・ドンタップ省・ハウザン省・カマウ省・ビンズオン省の宗教委員会の指導者代表、そしてカオダイ教の数千人の聖職者と400人を超える信者である。
 式典でのスピーチで、タイニンカオダイ教聖会掌管トゥオン・タム・タイン頭師は、ベトナムの党、国家、ベトナム祖国戦線、そしてタイニン省指導者が、タイニン聖座カオダイ教聖会が法の規定に従って正しく活動するために、常に関心を持って支援し、好条件を整えていることへの感謝の言葉を述べた。
 トゥオン・タム・タイン頭師は、2014年から2019年の5年間で国土[ベトナム]は日に日に刷新し、経済社会、対外政策に関して多くの収穫を得、また、国民の生活も大きく向上している、と述べた。
 そうした状況下で、カオダイ教は人民とともに歩み、たゆまぬ発展を続けてきた。現時点でタイニン聖座三期普度大道[カオダイ教]は国内3百万人以上の信徒が402の聖室と163の仏母を祀る祭殿がある39の省と都市に居住しており、引き続き、同じ宗教を信仰する仲間と自分の宗教に従って礼拝できるように立派な施設を整備している。
 タイニン聖座カオダイ教聖会は、党の政策や路線、国家の法律や政策を模範的にしっかり実行し、全国人民と共に満ち足りた幸福な生活を構築している。
 ベトナム祖国戦線中央委員会委員を代表して、ハウ・ア・レイン中央委員会幹部会副議長兼理事長は、聖職者や役職者らに対しお祝いの言葉を贈り、カオダイ教信徒全体が平穏で楽しく団結した大祭を迎えることを祝福した。同時に、この過去95年かけて形成され発展する中で、愛国心の伝統を携え、カオダイ教の信徒の同胞、民族と強く結びつき共に歩み、愛国心を掲げ、各階層の人民と団結し、外部からの侵略に抵抗し、祖国を防衛してきた。
 国家独立、統一後、現在に至るまで、カオダイ教の各支派、特にタイニンカオダイ教聖会はいつも党の政策や路線、国家の法政策をしっかりと執行し、ベトナム祖国戦線中央委員会が発動した愛国心競争運動や各キャンペーンに積極的に参加してきた。
 タイニンカオダイ教聖会は、各信徒が純粋な修行を行い、党の政策・路線、国家の法律をしっかりと執行し、貧困者の病気治療のための慈善クリニックの開設、慈愛の家や仁愛の家、大団結の家の建設、洪水など自然災害に遭った同胞のための救助団を組織する、貧困者のための埋葬援助、働けないのに身よりになる人がいない人への支援、新農村建設運動や文明的な都市運動の活動に参加するなど、社会保障における活動に実質的に貢献するよう、導いてきた。
 多くのホ・ダオ[訳注:聖会の下位単位で各地域の教区を管轄する末端の信者組織]が、環境保護と気候変動への対応に関するモデルである。多くのカオダイ教の聖職者や信徒が交通道路の建設のために土地を寄贈したほか、学校の建設のために労働奉仕した。労働奉仕は、この5年間で1000億ドンあまりに相当する。


関連記事:「ベトナム祖国戦線中央委員会幹部議長、2019年カオダイ教大祭を機会に祝福の手紙を送る」
https://www.vietnamplus.vn/chu-tich-mttq-viet-nam-gui-thu-chuc-mung-nhan-dai-le-cao-dai-nam-2019/606172.vnp

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( 翻訳者:中本美希 )
( 記事ID:5044 )