労働力輸出は6年連続で10万人を超える
2020年01月02日付 VietnamPlus 紙
韓国で就業するための韓国語試験に参加する労働者
韓国で就業するための韓国語試験に参加する労働者

 近年、労働力輸出は増加し続けており、2019年には6年連続で海外へ働きに出るベトナム人労働者数が年間10万人を超えた。

 外国労働管理局(労働傷病兵社会省)が公表したばかりのデータによると、2019年の海外へ働きに出るベトナム人労働者の総数は14万7,387人(4万9,324人の女性労働者を含む)で、契約で海外に働きに出るベトナム人労働者計画(2019年は12万人)の122.8%に達し、2018年の103.2%となった。
 2019年には6年連続で、海外に働きに出るベトナム人労働者が年間10万人を超え、4年連続で年間12万人を超えた(2014年:10万6,840人、2015年:11万5,980人、2016年:12万6,289人、2017年:13万4,751人、2018年:14万2,860人)。

 これだけの結果を得るために、労働傷病兵社会省は外国の労働市場の維持発展に様々な方法を展開し、さらにヨーロッパの新規ないし潜在的可能性のある市場を切り開き、日本への特別技能実習生の派遣に関する覚書に署名した。
 2019年、日本は8万0,002人を受け入れて引き続き労働者受入市場を牽引し、続いて台湾(中国)が5万4,480人、韓国7,215人、ルーマニア1,400人、サウジアラビア1,357人、マレーシア454人、マカオ367人、アルジェリアが359人の男性、そして他の市場が続いている。

<表>2019年の海外に働きに出る労働者の数(出典:労働傷病兵社会省、単位:人)
日本 80002
台湾 54480
韓国 7215
ルーマニア 1400
サウジアラビア 1357
マレーシア 454
マカオ 367
アルジェリア 359

 注目に値するのは、日本が伝統的な労働輸出の市場であり、2019年には全労働者数の54%以上を占める最大規模のベトナム人労働者受入市場であることだ。
 今後日本には、高齢者介護士、宿泊施設(受付、出迎え)、電気、電子通信、自動車製造・修理、航空会社のグランドスタッフやグランドハンドリングスタッフ、飲食店、建設業、造船業、農業といった職業で、34万5千人以上の外国人労働者の雇用の需要がある。

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( 翻訳者:山本美帆 )
( 記事ID:5124 )