カントー・チャンデー・コンダオを結ぶ高速船ルートの開通
2019年12月05日付 VietnamPlus 紙
コンダオ・エクスプレス36を見学する各代表
コンダオ・エクスプレス36を見学する各代表

 この新たなルートは、カントー、チャンデー、コンダオの3地区をつなぐ行程をベトナム最大の双胴船型高速艇が3時間30分で結ぶ。

 12月5日午前、カントー市のニンキエウ埠頭で、フークオック高速船株式会社(フークオック・エクスプレス)は、カントー、チャンデー(ソクチャン省)、コンダオ(バリア・ブンタウ省)を結ぶ新たなルートの開通式を行った。
 この新たなルートは、カントー、チャンデー、コンダオの3地区をつなぐ行程をベトナム最大の双胴船型高速艇が3時間30分で結ぶ。
 カントー・チャンデー・コンダオ・ルートは、住民と観光客に対する第一便が2019年12月11日に就航し、午前7時にニンキエウ埠頭(カントー)を出発し、13時30分にコンダオのベンダム港から折り返す。
 全行程のチケットの価格(片道)は、普通席で61万ドン、高齢者や子供が52万ドン、VIP席は99万ドン。
 開通式でスピーチをしたカントー市人民委員会のチュオン・クアン・ホアイ・ナム副委員長は、フーコック・エクスプレスがハウ河に新たな運航ルートを設け、カントー、ソクチャン、バリア・ブンダウ間を結ぶとても素晴らしい観光ルートを築いたことをカントー市はとても歓迎していると述べた。
 メコンデルタ地域の中心的役割を担うカントー市は、元々メコンデルタ各省の強みである河川を活かした様々な形の観光業の発展を希望している。
 これまで、カントー市は、カントー・ティエンザン・ホーチミン市、カントー・ドンタップ・アンザンなど、各省とともに河川観光を連携させてきた。今後は、カントーからプノンペン(カンボジア)へと河川観光ルートを拡大していく。
 カントー・チャンデー・コンダオの水上ルートの開通により、交通費は空路の半額以下となる。また、観光客は美しい自然の景色を鑑賞することができ、交通の利便性も大きく高まる。
 また、開通式では、フーコック高速船株式会社に対し、ベトナム・レコード協会中央から、コンダオ・エクスプレス36がベトナム最大の双胴船型高速艇として認められ、認定証が交付された。

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( 翻訳者:谷津もゑり )
( 記事ID:5125 )