ベトナムは、いわゆる「三沙市」の設立に強く反対する
2020年04月19日付 VietnamPlus 紙
レ・ティ・トゥ・ハン外務省報道官
レ・ティ・トゥ・ハン外務省報道官

 4月19日、中国が4月18日に、「三沙市」に、いわゆる「西沙区」(つまりベトナムのホアンサ群島)と「南沙区」(つまりベトナムのチュオンサ群島)を設立することを発表したことについて、外務省のレ・ティ・トゥ・ハン報道官は、ベトナムにはホアンサ群島とチュオンサ群島の2つの群島に対する主権を主張するための十分な歴史的証拠と法的根拠がある、と何度も強く確認していると発表した。
 いわゆる「三沙市」の設立と関連する行為に強く反対することはベトナムの一貫した主張である。このことは、ベトナムの主権の重大な違反であり、価値はなく、認められず、各国との友好関係に利益をもたらさず、南シナ海情勢と地域・世界の状況をさらに複雑化している。
 ベトナムは中国にベトナムの主権を尊重し、これに関連する誤った決定を破棄し、今後も同様の行為をしないよう要請した。

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( 翻訳者:八木澤研人 )
( 記事ID:5173 )