新型コロナウイルス予防・統制・治療国家中央委員会の指示なくして学校再開せず
2020年05月08日付 The Voice 紙


ヤンゴン 5月7日

新型コロナウイルス予防抑制治療国家中央委員会の指示なく、基礎教育機関(訳者注:日本の小・中・高にあたる)の入学、開校は行わないということが、教育省基礎教育局のもとから明らかになった。

現在、入学手続きの計画を教育省に提出済で、その時点で新型コロナ感染症については保護者に通知すべき事が多く、基礎教育機関を再開するには一人一人の生徒を少なくとも3フィート、 最大で6フィートの距離を保ち、マスクをして、毎日の体温を測定する必要がある。 同省によると、詳細は保健スポーツ省の承認、教育省の許可を得て発表される。

基礎教育機関の入学手続きと準備に関しては5月の第二週目に新型コロナウイルス抑制治療国家中央委員会の指示に従って実行していく。

そのほかに、合格者をきめる入試問題解答の採点についてはすべて準備済みで、委員会の指示を受ければ、すぐさま実行できると教育省基礎教育局が述べた。

「開校にむけて準備を行わなければならないでしょう。時期が来ても、従うべき項目を遵守していなければ、開校できません。子供達の身に危険がないように実行する準備があるのです」と基礎教育局総局長のウー・コーレーウィンが発言した。

基礎教育機関の再開時に必要であれば、学生たち用の再利用可能なマスクの配布や、感染が起きている郡については、郡内の学校に対してより厳重な注意を払う計画もあることを同氏は語る。

「子どもにとっては心配です。親がいない場で、子どもたちは言うことを聞くでしょうか。先生方もたくさんの子どもたちに目が行き届くでしょうか。この病気が収束してから、学校を再開させてほしいです」とタームウェ郡にある中学校の一生徒の母親が言った。

現在のミャンマーにおいて、感染者162人、回復者51人、死亡者6人がいることを保健スポーツ省は発表している。

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( 翻訳者:浅川将輝・KI・石川航・重原志帆・山本哲史 )
( 記事ID:5199 )