ベトナムにおけるIT企業の約90%が人事規模を拡大
2020年04月23日付 VietnamPlus 紙


 ベトナムにおけるほとんどのIT企業に採用ニーズがあり、来年度の人事規模を拡大する。約75%の企業が11%から30%の拡大ニーズがある。

 9%の企業だけが採用計画がないとしており、90%の企業は採用ニーズがあるとしている。企業の50%で11%から20%の人事規模拡大のニーズがあり、25%の企業が21%から30%の拡大ニーズがあるとしている。
 上記の情報は4月23日のナビゴスグループのレポート「IT人材の実情と新技術に合致する採用計画」によるものである。
 調査結果は、ベトナムでのIT会社の設立が有利と評価される3つの要素はいずれも人的要素を中心に展開していることを示している。競争的な人件費;安定した経済(人材の若さ、高いGDP成長率);良質な労働資源(よい教育を受け、賢く、ビジョンを持っている)。しかし、IT人材の不足もまたIT会社にとって最も大きな課題である。
 一般給与と比較して、雇用主は他の業種とも比べても一つレベルの高い701ドルから1000ドルの給与を実務経験者たちに払っている。他の業種と比較すると、実務経験者に払われる一般的な給与は251ドルから500ドルあるいは501ドルから700ドルの間でしかない。
 今後5年間で必要になる技術のうち重要な技術トップ3は、商品開発時に顧客経験(CX)を中心に据え置く技術、デジタルシフト概念、複雑な問題を解決する技術である。
 ナビゴスグループベトナムCEOの越前谷学氏は、このレポートは、IT企業の応募者とベトナムでIT事業を運営する雇用主の調査分析に基づくと述べた。
 越前谷学氏によると、高等技術の需要は多くの分野や企業に見られており、運用計画を発展させ、労働市場に向けた新しい雇用機会を生み出している。ますます高まる採用需要を前に、企業は技術者不足に直面しているだけでなく、有能な人材の足を留め置く施策を準備し、新技術の急速な変化に対処する必要がある。

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( 翻訳者:桑原美卯 )
( 記事ID:5206 )