５月１日12時からクアンニン省は、省内と各省間の公共交通機関や、ハロン湾、イェントゥ―景勝・遺跡区などでの観光活動の再開を許可する。

　５月１日、クアンニン省人民委員会委員長は、新型コロナウイルス感染症対策事業に関わる活動を調整する緊急の公文を出した。
　それによるとクアンニン省は、５月１日12時から、省内と省間の公共交通機関や、ハロン湾、イェントゥ―景勝・遺跡区、クアンニン博物館、省の図書館、チャーコー・モンカイ国家観光区が活動を再開することを、許可した。
　こうしてクアンニン省は、観光やサービス業を、最初に予定されていた５月４日よりも３日早く再開した。
　また、この公文によると５月１日12時以降も、省への入り口での新型コロナウイルス感染症対策の検疫所で、クアンニン省へ来る全ての観光客の体温検査を継続して行う。混雑を避けるために、疑いのない場合、一時的に医療申告はしない。疑われる症状が発症した場合には直ちに医療行為を行う。
　新型コロナウイルス感染症防止対策管理規定に従って、モンカイ、ハイハー、ビンリエウの国境地域の小道や開けた道路、国境ゲート区域では、厳重な検査が行われている。
　新型コロナウイルス感染症に感染するリスクがある他の地区やリスクの低い地区からクアンニン省に来るあるいはそれらの地域へクアンニン省から行くための、省内・省間を結ぶ公共交通機関の、時刻表内の全ての便が許可された。
　これら公共旅客輸送機関は、乗車率が50％の状態で運転することを保証しなければならず、新型コロナウイルス感染症対策のための規則を遵守する必要がある。４月30日と５月１日の祝日にバスターミナルの利用者数が急激に増えた場合、クアンニン省交通運輸局は、旅客の安全のために輸送手段の強化にあたらなければならない。
　クアンニン省と、新型コロナウイルス感染症に感染するリスクがある他の地区やリスクの低い地区とを結ぶ他の交通手段は、通常通り活動する。
　しかしクアンニン省は、他の地域が新型コロナウイルス感染症にかかるリスクが高いと確定した場合や、感染者が出た場合は、その地域を通る人や物の運送手段の活動を直ちに止める。
　省内の商業施設、つまりサービス業、卸売・小売業、ホテル、宿泊施設、レストラン、飲食店、カフェ、ゴルフ場、国内観光[分野の]施設は、活動の再開を許可される。
　ビーチは、人と人との間の距離や密度が維持され、規定に基づいた感染症対策が行われれば、活動が許可される。
　ハロン市では祝日を迎えたが、クアンニン省が５月１日12時までは、バイチャイ、トゥアンチャウといった各地の観光地や歴史・文化の遺跡、景勝地などでの観光客の受け入れを一時停止していたため、今年は観光客が非常に少なくなっている。

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（ 翻訳者:秋山由莉奈 ）
（ 記事ID:5241 )