ベトナム漁業協会、南シナ海での漁獲禁止規制に反対
2020年05月04日付 VietnamPlus 紙
沖に出て海産物を開拓するニントゥアン省の漁船はしっかりと監視、管理されている
沖に出て海産物を開拓するニントゥアン省の漁船はしっかりと監視、管理されている

 5月4日、ベトナム漁業協会は、首相府、農業・農村開発省、外務省、党中央対外委員会に、中国が2020年の南シナ海における漁獲禁止規制を制定したことに反対する書簡を送った。
 ベトナム漁業協会は、各情報サイトによると、中国が、「ベトナムの主権に属するトンキン湾の一部とホアンサ(中国語名:西沙)諸島を含む、南シナ海側から北緯12度までの地域を漁獲禁止範囲とする、南シナ海における2020年5月1日から8月16日までの漁獲禁止規制」と通報した、と述べている。
 この規制は、ホアンサ諸島とベトナムの各海域の主権を侵害し、各権利と法的利益に違反し、ベトナムの漁民の海上での漁業活動を妨げ、1982年の国連海洋法協約と関連する国際的な各法規文書を含む国際法に違反している。
 最近、中国は、ベトナムのホアンサとチュオンサ(中国語名:南沙)の2諸島を違法にコントロールするため、いわゆる「三沙市」直属の2つの行政区の設立を無謀にも発表した。
 そのため、ベトナム漁業協会は、中国側の極めて非論理的な行動に断固抗議した。この規制は、ベトナムの主権に属する各海域に対する法的価値はない。
 ベトナムの漁民は、ベトナムの主権に属する各海域での漁業権を完全に有している。
 ベトナム漁業協会は、各関係機関に、上記のような中国の行動を阻止しやめさせるための強力な対抗策を講じるよう要請し、ベトナムの海域で操業中のベトナムの漁民を保護し守るため、常時、海上の各法執行能力を強化していくよう求めた。
 自らの機能と任務を以て、ベトナム漁業協会は、各水産協会や地方の漁業協会が主体的に関係機関と協力して、海で操業するとき法律の各規定を理解し厳守することについて漁民に周知させるよう、積極的に指導していく。また、ベトナム漁業協会は、漁民に向け、冷静に安心して操業し、漁業活動を促進するとともに、自らの正統な権利を決然と守り、祖国の海と島の主権を絶対に守っていくよう呼びかけ、働きかけていく。

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( 翻訳者:佐々木愛佳 )
( 記事ID:5250 )