基礎教育機関7月に高校課程から順次学校開始
2020年05月24日付 The Voice 紙

ヤンゴン 5月24日

基礎教育局総局長ウー・コーレーウィンは基礎教育機関(訳者注:日本の小・中・高にあたる)を7月に高校課程から順次学校を開始するべく準備をしており、6月中に合格者を発表することを本誌に語った。

基礎教育小学校課程の児童数は520万人以上、高校過程の生徒数は120万人以上、学校数は僧院学校を含め6000以上あり、ソーシャルディスタンスの確保がより十分であるため高校課程から順次開校するものであることを同氏は説明した。

「アウンサンスーチー国家顧問も小学校から学校を開始することについては、しっかり見直していくと述べた。会議での両親、教員の申し入れを再検討したため、高校課程から開校を始める。他の課程も長期間休校するわけにはいかないので、その1~2週間後に小学校課程等を開校する」とウー・コーレーウィンは述べた。

現在、基礎教育機関を開校するには、前年の教育年度の合格者を発表する必要があるため、6月中に発表できるよう4年生と8年生の試験の採点作業を行う準備をしている。

「合格者は5月末あるいは6月中に発表することにしていたが、今すでに5月24日であるため発表は6月中になると見做していただきたい。4年生と8年生の試験の採点が一部地域でまだ残っている」と同氏が説明した。

現在、基礎教育機関は7月に学校を開始する見込みで、大学入試の採点作業は6月6日に始める予定である。

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( 翻訳者:橋本莉奈 )
( 記事ID:5260 )